目次
第一部
サンプル面接事例
面接⑴:外資系投資銀行クオンツ開発者
面接⑵:Web系ビッグデータエンジニア
面接⑶:外資系E-Commerceエンジニア
面接⑷:大規模ITベンチャー・アーキテクト
面接⑸:外資系大手ソフトウェア企業開発者
座談会
第二部
ブラッシュアップ
ビット演算(Bit Manipulation)
配列(Array)
連結リスト(Linked List)
スタック(Stack)
キュー(Queue)
ツリー(Tree)と探索
ソーティング(Sorting)
グラフ(Graph)
ハッシュテーブル
第三部
ビット演算の問題例
データ構造のコーディング問題例
文字列処理・操作の問題例
本書の目的について
本書は新卒・中途に関係なく外資系や国内ベンチャー企業での就職・転職時のコーディング面接・プログラミング面接の模擬となるようにデザインしており、本の構成としては3つの部に分けております。第一部が外資系やベンチャー企業で想定される面接事例サンプルと採用担当者の座談会、第二部が面接で出題される傾向がある情報科学の基礎知識の復習(ブラッシュアップ、Recap)、第三部が実際に使われている実績のある定型問題の抜粋とします。
出版に至った経緯について
コーディング(プログラミング)面接の本の出版するに至る経緯は各種の偶然が重なりあったからですが、一つ確かなことは、外資系企業や海外での転職を目指される日本人技術者に最も必要とされていると考えるからです。
外資系開発職(クオンツ、ビッグデータ・クラウドエンジニア、ソーシャルサイト開発アーキテクト等)の面接時に新卒・中途に関係なくコーディングの問題を与えられることがしばしばあります。コーディングに関する問題の大半は、非常にシンプルなのですが、日本人の学生や技術者は、面接時にコーディングをするという慣習に慣れていないために問題を解ける方は少数です。欧米では中途でも面接向けの試験勉強をすることは一般的なことであるため問題を解ける方の比率は高い傾向があり、面接準備の成果といってよいでしょう。
外資ではコーディング能力があるかチェックするには目の前でシンプルなコードを書かせるのが一番有効と認識があります。そのためコーディング面接は一種の慣例といってよいでしょう。過去の研究業績や学士・修士論文などでのサンプルコードを提出していても、実際に面接時に確認するまではコードを書けるかの判断はできないというのが採用担当者の基本スタンスとなります。もちろんソースコードは書類選考や一次選考に通る要因とはなりますが、面接でプログラミングの問題を解けなければ、その時点でアウトということになります。
本書を効果的に使うには
本書のテーマとなるコーディング面接の入門は第1部の「サンプル面接事例」でカバーしており、第2部以降の「ブラッシュアップ」や「問題例」は第1部を補完するために付け加えています。ですので、「サンプル面接事例」をお読みいただき、理解できない点については大学・大学院・情報処理系資格の教本を学習・復習して頂くのが一番効果的な面接学習方法と考えます。
面接が数日前など時間がない方が急遽復習をしたい場合については第2部の「ブラッシュアップ」に目をお通し頂くと多少なりとも役にはたつかもしれません。しかし最小限の内容しかカバーしておりませんので、情報科学初見の方は市販の情報科学の教本等で勉強するようにしてください。
第3部の問題例では、筆者が特に出題頻度が高いと分析する「ビット演算」「データ構造」「文字列処理」の3つから問題を抜粋します。回答例はあくまでも一つの方法ですので、ご自身の回答を考えてみてください。回答例をただ読むのではなく、ご自身の回答と違う場合はどちらの回答がよいかを説明できるように分析をしてみると本番の面接でも、自信をもって回答ができるようになり、面接官の評価を高めることになると思います。自信がついてきたら、問題を暗記をするようにしてください。
また数日で面接準備するようなスケジュールは現実的ではありませんので、エントリーの数週間前から読み始めて少なくとも、面接日の1週間前には基本問題のコーディングができるように準備をしてください。
Coding mensetsu nyumon: gaishikei kigyou deno tennshoku wo mezasareru katano tameno (Japanese Edition)
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