心神喪失者の再犯を明示する報道が新聞やテレビでなされることは、まずない。
犯人のプライバシーなるものが、被害の実態より、重大な何かだと末だ妄信されているためだろう。ただの横並びに過ぎないのだが。
しかし、学術誌や研究誌をつぶさに読み、追加取材を重ねてゆくと、驚くほど多数の再犯事件に遭遇する。
刑法三九条は、百害あって一利なし、と断言せざるをえない。
その実態を全国に取材して、私は『そして殺人者は野に放たれる』(新潮社)を書いた。
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