歴史とは、すなわち人間である。
史実に基づく物語。
《シリーズ全体の紹介》
なぜアメリカは超大国になることができたのか。
ここに本当のアメリカ史がある。
アメリカ人の魂がある。
◎特徴1:研究者が一般向けに易しく書いた歴史読み物。
◎特徴2:大統領を中心に様々な人物が織り成す人間ドラマ。
◎特徴3:日本人のために分かりやすく書かれた本格的な通史。
◎特徴4:物語を彩る豊富な地図、挿絵、写真など充実の資料。
《第17巻の紹介》
独立戦争期:1778年から1781年
登場人物:ジョージ・ワシントン、チャールズ・リー、ベネディクト・アーノルド、ヘンリー・クリントン、ラファイエット、ジョン・サリヴァン、アンソニー・ウェイン、ロシャンボー
独立を求める人々の希望は米仏同盟の成立で息を吹き返す。その一方で新たにイギリス軍の総司令官に就任したヘンリー・クリントンは、本国の命令に従って、フィラデルフィアから撤退してニュー・ヨークに戦力を集結させる準備を始める。それを阻止しようとワシントンはフォージ渓谷から出撃する。
両軍は並行して東に向かう。そして、モンマス郡庁舎へ。戦いはイギリス軍の後尾を叩こうとしたリーの判断から始まる。クリントンは急遽、軍を反転させリーが率いる部隊に襲い掛かる。全軍敗退の危機を前にしてワシントンは自ら陣頭指揮に立つ。アメリカ軍は劣勢を挽回できるのか。
フランス艦隊が新大陸に到着する。早速、共同作戦が展開される。攻略対象は重要な海港であるニューポート。アメリカ軍を率いてニューポートの包囲に取り掛かったジョン・サリヴァン将軍であったが、暴風雨に遭ってフランス艦隊はボストンに去る。このままでは退路を断たれて孤立する危険がある。サリヴァンはニューポート攻略を断念して撤退を決意する。はたしてサリヴァンの撤退は成功するのか。
フランス遠征軍を率いてやって来たロシャンボーとワシントンは会談する。その帰途、ウェスト・ポイントに立ち寄ったワシントンは驚愕の事実を告げられる。
※全巻を読み通すのは大変なのでお好きな年代や人物を選んで読むことができるようにしています。
《資料一覧》
(地図1) バレン丘陵の戦い
(地図2) モンマス郡庁舎の戦い広域図
(地図3) モンマス郡庁舎の戦い詳細図
(地図4) ロード島の戦い
(挿絵1) ヘンリー・クリントン
(挿絵2) エドワード・モラン『ラファイエットの銃火の洗礼』
(挿絵3) モンマス郡庁舎
(挿絵4) フリーホールド周辺
(挿絵5) モンマス郡庁舎の戦い
(挿絵6) アロンゾ・チャペル『モンマス郡庁舎の戦い』
(挿絵7) ヒュー・マクバロン『アメリカ革命の兵士達』
(挿絵8) エマニュエル・ロイツェ『モンマス郡庁舎の戦い』
(挿絵9) 兵士達を激励するワシントン
(挿絵10) ワシントンとラファイエット
(挿絵11) フランツ・ケイテル『モリー・ピッチャー』
(挿絵12) エドワード・モラン『ワシントンとモリー・ピッチャー』
(挿絵13) ニューポート
(挿絵14) ニューポート港に侵入するフランス艦隊
(挿絵15) ロバート・ウィルキンズ『ロード島沖で戦うハウ卿とデスタン提督』
(挿絵16) ロード島の戦い
(挿絵17) アメリカを去るラファイエット
(挿絵18) 大陸会議を訪問するフランス公使コンラッド・ジェラール
(挿絵19) サリヴァンの遠征
(挿絵20) ストーニー岬
(挿絵21) ストーニー岬の襲撃
(挿絵22) ストーニー岬の襲撃
(挿絵23) ストーニー岬のウェイン
(挿絵24) ポーラス岬の要塞
(挿絵25) ポーラス岬の攻撃
(挿絵26) アーサー・ケラー『サヴァナの包囲』
(挿絵27) エドワード・モラン『アメリカ第一の盟友』
(挿絵28) 戦場のコールドウェル
(挿絵29) ジョン・ダンズモア『スプリングフィールドの戦い』
(挿絵30) エドワード・モラン『ニューポートに到着したロシャンボーとフランス軍』
(挿絵31) ハートフォード
(挿絵32) ヘンリー・オグデン『ロシャンボーを訪問するワシントン』
(挿絵33) ロシャンボー
(挿絵34) ウェスト・ポイント(1780年)
(挿絵35) ウェスト・ポイントの鎖
(挿絵36) アーノルドとアンドレ
(挿絵37) アンドレの逮捕
(挿絵38) ロビンソン邸
(挿絵39) 妻に陰謀露顕を告げるアーノルド
(挿絵40) 疾駆するアーノルド
(挿絵41) ハドソン川をボートで渡るアーノルド
(挿絵42) ハワード・パイル『アーノルドの逃亡』
(挿絵43) ウェスト・ポイントを視察するワシントン
(挿絵44) アーノルド夫人
(挿絵45) 軍法裁判を受けるアンドレ
(挿絵46) アロンゾ・チャペル『アンドレの死刑宣告』
(挿絵47) 拘留場所から処刑場に連行されるアンドレ
(挿絵48) アンドレの処刑
(挿絵49) アーノルドの人形を焼くフィラデルフィアの市民
(挿絵50) 兵士の暴動を抑えようとするウェイン
《第17巻の長さ》
400字詰め原稿用紙で500枚程度(文庫本1冊相当)
《目次》
物語の舞台
一陽来復
バレン丘陵の戦い
歴史の断片 主計官の機転
戦いの序曲
リーの進撃
天使のような悪態
揺らめく陽炎
軍法会議
歴史の断片 モリー・ピッチャー
ロード島の戦い
ラファイエットの旅立ち
戦略の転換
サリヴァンの遠征
狂気のアンソニー
奪還作戦
歴史の断片 本営の生活
スプリングフィールドの戦い
ロシャンボー
アーノルドの反逆
アンドレの処刑
歴史の断片 二重スパイ
歴史の断片 裏切り者の名前
協議
歴史の断片 将軍と副官
暴動
歴史の断片 財産よりも大事なこと
《こんな人にお勧め》
A、ローマ人の物語が好きな人
⇒ローマにカエサルあれば、アメリカにワシントンあり!1ドル札の厳めしいワシントンのイメージがきっと変わります。これまで日本ではほとんど紹介されてこなかったワシントンの活躍を描いています。
B、独立戦争を詳しく知りたい人
⇒邦書の中で最も詳しく独立戦争を紹介しています。もはや独立戦争本で他に選択肢はありません!
C、専門書には気後れするけど、きちんとアメリカの歴史を知りたい人
⇒専門家が検証を重ねていますが、一般向けに親切丁寧に書いています。翻訳書とは異なり、アメリカ人にとって当たり前でも日本人にとって分かりにくいところに留意して解説。電子書籍の特性を活かして本文からすぐにリンクで注を参照できます。
D、入門書だけでは物足りない人
⇒本文の説明に加えて「アメリカ史ミニ講座」と題するコーナーを設けています。専門的に掘り下げた内容を簡潔にまとめています。きっと新しい出会いがあるでしょう。
E、歴史の中で人々がどう生きてきたかに興味がある人
⇒人々の気持ちや息遣いが分かります。歴史上の人物だけではなく普通の人々も登場します。
F、逸話やエピソードが好きな人
⇒専門家ならではの知識を活用して、膨大な一次史料から興味深いお話をできる限りたくさん紹介しています。
G、固有名詞が覚えられないから歴史なんか嫌いだという人
⇒教科書ではないので無意味に固有名詞を羅列するようなことはできる限り避けています。
《著者紹介》
西川秀和(にしかわひでかず)
大阪大学外国語学部非常勤講師
博士(学術)
専門分野は歴代アメリカ大統領
《更新情報》
2016/01/12 第2版
2016/01/31 読者の要望で挿絵各頁に題を追加
史実に基づく物語。
《シリーズ全体の紹介》
なぜアメリカは超大国になることができたのか。
ここに本当のアメリカ史がある。
アメリカ人の魂がある。
◎特徴1:研究者が一般向けに易しく書いた歴史読み物。
◎特徴2:大統領を中心に様々な人物が織り成す人間ドラマ。
◎特徴3:日本人のために分かりやすく書かれた本格的な通史。
◎特徴4:物語を彩る豊富な地図、挿絵、写真など充実の資料。
《第17巻の紹介》
独立戦争期:1778年から1781年
登場人物:ジョージ・ワシントン、チャールズ・リー、ベネディクト・アーノルド、ヘンリー・クリントン、ラファイエット、ジョン・サリヴァン、アンソニー・ウェイン、ロシャンボー
独立を求める人々の希望は米仏同盟の成立で息を吹き返す。その一方で新たにイギリス軍の総司令官に就任したヘンリー・クリントンは、本国の命令に従って、フィラデルフィアから撤退してニュー・ヨークに戦力を集結させる準備を始める。それを阻止しようとワシントンはフォージ渓谷から出撃する。
両軍は並行して東に向かう。そして、モンマス郡庁舎へ。戦いはイギリス軍の後尾を叩こうとしたリーの判断から始まる。クリントンは急遽、軍を反転させリーが率いる部隊に襲い掛かる。全軍敗退の危機を前にしてワシントンは自ら陣頭指揮に立つ。アメリカ軍は劣勢を挽回できるのか。
フランス艦隊が新大陸に到着する。早速、共同作戦が展開される。攻略対象は重要な海港であるニューポート。アメリカ軍を率いてニューポートの包囲に取り掛かったジョン・サリヴァン将軍であったが、暴風雨に遭ってフランス艦隊はボストンに去る。このままでは退路を断たれて孤立する危険がある。サリヴァンはニューポート攻略を断念して撤退を決意する。はたしてサリヴァンの撤退は成功するのか。
フランス遠征軍を率いてやって来たロシャンボーとワシントンは会談する。その帰途、ウェスト・ポイントに立ち寄ったワシントンは驚愕の事実を告げられる。
※全巻を読み通すのは大変なのでお好きな年代や人物を選んで読むことができるようにしています。
《資料一覧》
(地図1) バレン丘陵の戦い
(地図2) モンマス郡庁舎の戦い広域図
(地図3) モンマス郡庁舎の戦い詳細図
(地図4) ロード島の戦い
(挿絵1) ヘンリー・クリントン
(挿絵2) エドワード・モラン『ラファイエットの銃火の洗礼』
(挿絵3) モンマス郡庁舎
(挿絵4) フリーホールド周辺
(挿絵5) モンマス郡庁舎の戦い
(挿絵6) アロンゾ・チャペル『モンマス郡庁舎の戦い』
(挿絵7) ヒュー・マクバロン『アメリカ革命の兵士達』
(挿絵8) エマニュエル・ロイツェ『モンマス郡庁舎の戦い』
(挿絵9) 兵士達を激励するワシントン
(挿絵10) ワシントンとラファイエット
(挿絵11) フランツ・ケイテル『モリー・ピッチャー』
(挿絵12) エドワード・モラン『ワシントンとモリー・ピッチャー』
(挿絵13) ニューポート
(挿絵14) ニューポート港に侵入するフランス艦隊
(挿絵15) ロバート・ウィルキンズ『ロード島沖で戦うハウ卿とデスタン提督』
(挿絵16) ロード島の戦い
(挿絵17) アメリカを去るラファイエット
(挿絵18) 大陸会議を訪問するフランス公使コンラッド・ジェラール
(挿絵19) サリヴァンの遠征
(挿絵20) ストーニー岬
(挿絵21) ストーニー岬の襲撃
(挿絵22) ストーニー岬の襲撃
(挿絵23) ストーニー岬のウェイン
(挿絵24) ポーラス岬の要塞
(挿絵25) ポーラス岬の攻撃
(挿絵26) アーサー・ケラー『サヴァナの包囲』
(挿絵27) エドワード・モラン『アメリカ第一の盟友』
(挿絵28) 戦場のコールドウェル
(挿絵29) ジョン・ダンズモア『スプリングフィールドの戦い』
(挿絵30) エドワード・モラン『ニューポートに到着したロシャンボーとフランス軍』
(挿絵31) ハートフォード
(挿絵32) ヘンリー・オグデン『ロシャンボーを訪問するワシントン』
(挿絵33) ロシャンボー
(挿絵34) ウェスト・ポイント(1780年)
(挿絵35) ウェスト・ポイントの鎖
(挿絵36) アーノルドとアンドレ
(挿絵37) アンドレの逮捕
(挿絵38) ロビンソン邸
(挿絵39) 妻に陰謀露顕を告げるアーノルド
(挿絵40) 疾駆するアーノルド
(挿絵41) ハドソン川をボートで渡るアーノルド
(挿絵42) ハワード・パイル『アーノルドの逃亡』
(挿絵43) ウェスト・ポイントを視察するワシントン
(挿絵44) アーノルド夫人
(挿絵45) 軍法裁判を受けるアンドレ
(挿絵46) アロンゾ・チャペル『アンドレの死刑宣告』
(挿絵47) 拘留場所から処刑場に連行されるアンドレ
(挿絵48) アンドレの処刑
(挿絵49) アーノルドの人形を焼くフィラデルフィアの市民
(挿絵50) 兵士の暴動を抑えようとするウェイン
《第17巻の長さ》
400字詰め原稿用紙で500枚程度(文庫本1冊相当)
《目次》
物語の舞台
一陽来復
バレン丘陵の戦い
歴史の断片 主計官の機転
戦いの序曲
リーの進撃
天使のような悪態
揺らめく陽炎
軍法会議
歴史の断片 モリー・ピッチャー
ロード島の戦い
ラファイエットの旅立ち
戦略の転換
サリヴァンの遠征
狂気のアンソニー
奪還作戦
歴史の断片 本営の生活
スプリングフィールドの戦い
ロシャンボー
アーノルドの反逆
アンドレの処刑
歴史の断片 二重スパイ
歴史の断片 裏切り者の名前
協議
歴史の断片 将軍と副官
暴動
歴史の断片 財産よりも大事なこと
《こんな人にお勧め》
A、ローマ人の物語が好きな人
⇒ローマにカエサルあれば、アメリカにワシントンあり!1ドル札の厳めしいワシントンのイメージがきっと変わります。これまで日本ではほとんど紹介されてこなかったワシントンの活躍を描いています。
B、独立戦争を詳しく知りたい人
⇒邦書の中で最も詳しく独立戦争を紹介しています。もはや独立戦争本で他に選択肢はありません!
C、専門書には気後れするけど、きちんとアメリカの歴史を知りたい人
⇒専門家が検証を重ねていますが、一般向けに親切丁寧に書いています。翻訳書とは異なり、アメリカ人にとって当たり前でも日本人にとって分かりにくいところに留意して解説。電子書籍の特性を活かして本文からすぐにリンクで注を参照できます。
D、入門書だけでは物足りない人
⇒本文の説明に加えて「アメリカ史ミニ講座」と題するコーナーを設けています。専門的に掘り下げた内容を簡潔にまとめています。きっと新しい出会いがあるでしょう。
E、歴史の中で人々がどう生きてきたかに興味がある人
⇒人々の気持ちや息遣いが分かります。歴史上の人物だけではなく普通の人々も登場します。
F、逸話やエピソードが好きな人
⇒専門家ならではの知識を活用して、膨大な一次史料から興味深いお話をできる限りたくさん紹介しています。
G、固有名詞が覚えられないから歴史なんか嫌いだという人
⇒教科書ではないので無意味に固有名詞を羅列するようなことはできる限り避けています。
《著者紹介》
西川秀和(にしかわひでかず)
大阪大学外国語学部非常勤講師
博士(学術)
専門分野は歴代アメリカ大統領
《更新情報》
2016/01/12 第2版
2016/01/31 読者の要望で挿絵各頁に題を追加