震災以降、それまで積み上げてきたものが強制的に突き崩されてしまったような徒労感と、方角もわからないジャングルの中を手探りで進むような絶望を、現実的な問題に対処することでやり過ごそうとしていた。不意を突いて襲ってくる余震も、自分の存在を忘れさせまいとするエゴイスティックな恋人のようで、そのたびに人々を灰色の不安でいっぱいにした。(著者前書きより)
東北に生まれ東京で生活する女性の2011年の一年間の記録です。
震災を経て変化した日常、変わらなかった日常を淡々と綴ったブログを元に再構成しました。
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2011 (Japanese Edition)
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