Enjoy the Era of Information (Japanese Edition)

　現在我々は意識していなくても高度情報化社会に生きていて，便利な生活を享受している。ここではその中身を少しでも理解して，その波に乗っていくために，現代情報化社会を支えている各種技術の概要をまとめる。本書は姫路市生涯学習大学校の授業のために準備した教科書であるが，広く一般の啓蒙書としても役立つように配慮して構成した。

情報化社会に生きる
まえがき
目　次

第1章情報化社会を支えるIT環境
§1.1　導　入
[1]人類社会と技術の変革
[2]IT化時代に生きる
[3]IT化時代の可能性
§1.2　コンピュータの進化
[1]形　態
[2]パソコンの進化
[3]パソコンの構成
[4]ソフトウェア
§1.3　情報の伝達
[1]メディアの変遷
[2]通信と放送の違いとその融合
[3]アナログ信号の伝送形態
[4]テレビの進化
[5]メディアを支えるネットワーク

第2章インターネットの普及とIT化社会
§2.1　インターネットの普及
[1]情報閲覧
[2]情報発信
[3]ホームページの作り方
[4]オークションの活用
§2.2　コミュニケーション
[1]通　信
[2]メール
[3]チャット
[4]IP電話
[5]アドレス空間
[6]機器間通信
§2.3　IT化社会の進展
[1]進展の方向
[2]iPadかAndroidタブレットか

第3章携帯端末の進化と情報ビジネス
§3.1　携帯端末の進化
[1]移動通信
[2]GPSによる位置情報の収集
[3]便利な機能
§3.2　タブレットの活用
[1]Androidを搭載した端末
[2]Androidアプリ
[3]利用シーンのイメージ
[4]ネットワークの利用
[5]情報収集
§3.3　ビジネス展開
[1]クラウドサービス
[2]クラウドサービスの例
[3]専用サービスの創出
[4]公衆サービスを行っている企業の例
第4章最近の動向
§4.1　機器の仮想化
[1]コンピュータの仮想化
[2]ネットワークの仮想化
[3]メモリの仮想化
§4.2　センサネットワーク
[1]環境計測
[2]加速度
[3]大型倉庫の遠隔管理
§4.3　ビッグデータ
[1]ビッグデータとは
[2]ビッグデータの例
[3]ビッグデータの活用と課題
§4.4　SDN/OpenFlowネットワーク
[1]SDN/OpenFlowとは
[2]OpenFlowの構造
[3]OpenFlowの活用
[4]SDNによるビジネス展開の可能性
[5]オブジェクト指向による次世代ネットワークサービスの創造

付録　用語集
[1]ハードウェア関連
[2]ソフトウェア関連
[3]プログラミング関連
[4]ネットワーク関連

参考文献