Railways (Japanese Edition)

僕は棺桶職人。ある日、大変なことに気づいてしまう。
いどぅるが手許にないのだ。
人はみな、自分のいどぅるを持っている。いどぅるなしでは、人は生きていけない。
そして僕は、いどぅるを取り戻すため、故郷へ向かって旅を始める。
ハレーションを起こす風景。木の板に写真を貼っただけの薄っぺらな人間。人の肉でできた街。無数の金属板で構成される大都会。
行く手は迷路となり、僕の旅をさまたげる。
そんなとき、少女・ナオミが現れる。
彼女は僕の手を引き、ともに故郷へと旅をする。
はたして、僕は故郷にたどり着き、いどぃるを取り戻すことができるのか？
夢の世界を冒険する、象徴的なファンタジー。