全盲の作家 石井宏幸著 『サラバンド』
-ボストンマラソン爆弾テロの犠牲者に捧ぐ-
『サラバンド』とはバロック時代を中心に発展した三拍子の緩やかな古典舞曲の意。
平和な街が一瞬にしてアンユージュアルな世界に代わる。それがテロの恐ろしさだ。2013年4月、正に筆者石井はその中にいた。
「殺されるかもしれない」。過去に本当にそう思ったことがあっただろうか。世界に平和な場所などなくなってしまったのか。しかし私たちは決してテロに屈してはならない。犠牲者のためにも私達は走り続けなくてはならない。
この作品は、私がボストンとミュンヘンに留学している時に遭遇した様々な経験が基になっている小説である。執筆にあたっては非常に心が痛みながら筆を進めた。
いくつもの悲しみがありその連続性の先に今がある。
saraband: bosutonmarasonnbakudannteronogiseisyanisasagu (Japanese Edition)
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