辞書なしで超速読月刊英語ニュース 2017年4月号 INTRODUCTION
本書では、ハイレベルと言われる海外メディアの英語ニュースを、まるで日本語の記事を読むような感覚で、辞書なしですらすら読むことができます。
本書は英語の初級レベルから上級レベルまでの皆様を対象にしておりますが、あくまで目安としてお考え下さい。時事英語ファンの皆様にはレベルに関係なく「英語ニュースを読む楽しさ」を実体験していただくために全文に日本語訳を付けて辞書なしで読めるようにしております。
記事の具体的な内容は以下の通りです。
先頭に★印の付いた記事:[Learning English]という設定でおよそ1500語の単語で英語ニュースが分かりやすく書かれています。時事英語の初心者の方々はこの★の記事から始められると無理なく継続することができます。ゆっくりしたスピードの音声と通常の英語ニュースの速さに合わせた二通りの音声を付けています。
先頭に【D】(Difficult)の印が付いた記事:アメリカでも最高レベルと言われるメディアからの記事を中心に抜粋しています。内容・音声共にほぼ最高レベルです。
無印の記事:アメリカのニュースメディアの一般的な記事です。中級から上級のレベルになります。
※1.音声はリスニング力のトレーニングに活用できます。お勧めのリスニングは、最初に[English-Japanese]を読むことで記事の要点を把握し、その後要点を把握した状態で音声を聞きことです。リスニングはリーディングと違って後ろから戻って聞き返すことができません。英語の語順どおりに頭から意味をつかんでいく必要があります。本書のリスニング強化ステップを踏むことで頭から意味を把握しながら聞き取ることができます。
記事は2017年3月の世界の激動の主要ニュースを40本取り上げています。すべて海外のメディアによる、あるいは海外の一流ジャーナリストによる記事です。政治・経済を中心にして、科学技術や健康・ライフスタイルまで幅広く取り上げています。これにより日々激動する国際情勢の知識と世界的レベルのものの見方や考え方も吸収できます。
本書には、英文法理論などの説明によって一時的に読むことを中断することはありません。ニュースを初めから最後まで100%集中して読んでいただくことができます。
すべての記事には、以下に説明のある速読に特化した日本語訳が付いています。これによりどんな英語のレベルであっても辞書なしですらすら読めるようになっています。※2.PCはもちろん、Kindle、スマートフォン、タブレットなどでいつでもどこでも手軽に読むことができます。
本書では、英文を大きな文字で表し、日本語訳を小さな文字で表してメリハリをつけています。つまり「集中するべきはあくまで英文であり、日本語訳の部分ではない」ことを意識しながら読むためです。
時事英語の最良の方法は「英語で考える=直読直解」と考えます。本書の速読特化翻訳とはまさにその直読直解を意味します。本書ではニュースの原文が記載されているために著者(翻訳者)自身の意見(意訳)の入り込む隙間は全くありません。つまり原文に100%忠実に訳しているのでニュースの本質を見失うことはあり得ません。
本書の活用範囲は広いと思われます。
・海外のハイレベルな英語ニュースを読んでみたい方
・英語の長文を速読するテクニックを身につけたい方
・英語の理論も大事だが、何はともあれ英語を読んでみたい方
・海外の英語ニュースで世界的なものの見方や考え方を吸収して視野を広げたい方
・東京オリンピックに向けて英語を始める一つのきっかけとして読んでみたい方
等々
学生さんから高齢者の皆様まで無理なく楽しく読んでいただけます。
本書の効果的な読み方
ここで本書の効果的な読み方を例文を挙げて説明させていただきます。
本書では、一つの記事を以下のように2つの形で収録しています。一つは日本語訳付きの[English-Japanese]、もう一つは英文のみの[Full Text]です。
まず [English-Japanese] に目を通します。
本書は英文フレーズと日本語訳を交互に掲載しています。ここでは英文フレーズを見てその意味を瞬時に日本語訳で確かめる作業を行います。横書きの文章を読むようにすらすら読めるので瞬間記憶力をますます強化できます。
(例文) 本書の記事より一部抜粋
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump to produce evidence by Monday on his claim that his phones were wiretapped during last year's presidential campaign.
日本における[.]から[.]まで後ろから前に訳す伝統的な翻訳方法とは違い、本書の速読特化翻訳では以下のように基本的に短いフレーズに分割して英文を頭から順番に訳します。
[English-Japanese]
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump 米下院情報委員会はトナルド・トランプ大統領に要請しています to produce evidence by Monday 13日月曜日までに証拠を差し出すように on his claim 彼の主張に関する that his phones were wiretapped 彼の電話が盗聴されたという during last year's presidential campaign. 昨年の大統領キャンペーンの間に
本書では、このように意味の取れる最短のフレーズ単位で前から順に訳しています。文章の要点を箇条書きでピックアップするような要領で、頭の中に短いフレーズ単位の要点を積み重ねていきます。最終的に一読で記事の要点が頭の中に記憶されますので二度読む必要はありません。これが本書が取り入れている英文超速読テクニックです。
英語で日々刻々と変わる世界情勢を把握するには、日本語の新聞記事を読むことと同様に1日に何十本もの大量の記事を読む必要があります。本書では最終的にその目標を達成するために従来のサイトトランスレーションと呼ばれる速読法をいっそう時事英語に特化させた超速読法を取り入れて対応しています。
まず[English-Japanese] で記事全体の要点を一読で把握した後で[Full Text]を英語だけで速読します。(スラッシュ記号が挿入されています)
例えばこんな感じで要点だけを頭の中で読み進めて行きます。
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump (頭の中で:米下院情報委員会はトランプ大統領に要請している)/ to produce evidence by Monday (頭の中で:13日月曜日までに証拠を差し出すように) /on his claim(頭の中で:彼の主張に関する)/ that his phones were wiretapped (頭の中で:彼の電話が盗聴されたという)/ during last year's presidential campaign.(頭の中で:昨年の大統領キャンペーンの間に)
本書にあるそのままの区切りで訳したり、もっと細かく区切って訳したり(フレーズを短くする)、逆にもっと長く(フレーズを長くする)して訳したりさまざまな読み方を試すことができます。
本書をまずは1冊(40記事)を読むことで、どこで分割することが適切かを見分ける力、あるいは「こつ」が必然的に身につきます。
最初に本書の記事を読む際にちょっと抵抗があるかもしれません。しかし慣れてしまえば「水を得た魚」のように英語ニュースを読むことが楽しみになってきます。
※1.本書収録の映像と音声を再生するためにはインターネットに接続する必要があります。ご購入前にお手元の機種がユーチューブなどの動画サイトで音声と映像を正常に再生できることを確認されることをお勧めします。また音声付きのすべての記事にはダウンロード版の音声がついています。
※2.ご利用の端末に対応した読書アプリ(Kindle無料読書アプリ)が必要です。
「辞書なしで超速読月刊英語ニュースはあなたに「小さな奇跡」を起こします。
著者:細見敏夫
本書では、ハイレベルと言われる海外メディアの英語ニュースを、まるで日本語の記事を読むような感覚で、辞書なしですらすら読むことができます。
本書は英語の初級レベルから上級レベルまでの皆様を対象にしておりますが、あくまで目安としてお考え下さい。時事英語ファンの皆様にはレベルに関係なく「英語ニュースを読む楽しさ」を実体験していただくために全文に日本語訳を付けて辞書なしで読めるようにしております。
記事の具体的な内容は以下の通りです。
先頭に★印の付いた記事:[Learning English]という設定でおよそ1500語の単語で英語ニュースが分かりやすく書かれています。時事英語の初心者の方々はこの★の記事から始められると無理なく継続することができます。ゆっくりしたスピードの音声と通常の英語ニュースの速さに合わせた二通りの音声を付けています。
先頭に【D】(Difficult)の印が付いた記事:アメリカでも最高レベルと言われるメディアからの記事を中心に抜粋しています。内容・音声共にほぼ最高レベルです。
無印の記事:アメリカのニュースメディアの一般的な記事です。中級から上級のレベルになります。
※1.音声はリスニング力のトレーニングに活用できます。お勧めのリスニングは、最初に[English-Japanese]を読むことで記事の要点を把握し、その後要点を把握した状態で音声を聞きことです。リスニングはリーディングと違って後ろから戻って聞き返すことができません。英語の語順どおりに頭から意味をつかんでいく必要があります。本書のリスニング強化ステップを踏むことで頭から意味を把握しながら聞き取ることができます。
記事は2017年3月の世界の激動の主要ニュースを40本取り上げています。すべて海外のメディアによる、あるいは海外の一流ジャーナリストによる記事です。政治・経済を中心にして、科学技術や健康・ライフスタイルまで幅広く取り上げています。これにより日々激動する国際情勢の知識と世界的レベルのものの見方や考え方も吸収できます。
本書には、英文法理論などの説明によって一時的に読むことを中断することはありません。ニュースを初めから最後まで100%集中して読んでいただくことができます。
すべての記事には、以下に説明のある速読に特化した日本語訳が付いています。これによりどんな英語のレベルであっても辞書なしですらすら読めるようになっています。※2.PCはもちろん、Kindle、スマートフォン、タブレットなどでいつでもどこでも手軽に読むことができます。
本書では、英文を大きな文字で表し、日本語訳を小さな文字で表してメリハリをつけています。つまり「集中するべきはあくまで英文であり、日本語訳の部分ではない」ことを意識しながら読むためです。
時事英語の最良の方法は「英語で考える=直読直解」と考えます。本書の速読特化翻訳とはまさにその直読直解を意味します。本書ではニュースの原文が記載されているために著者(翻訳者)自身の意見(意訳)の入り込む隙間は全くありません。つまり原文に100%忠実に訳しているのでニュースの本質を見失うことはあり得ません。
本書の活用範囲は広いと思われます。
・海外のハイレベルな英語ニュースを読んでみたい方
・英語の長文を速読するテクニックを身につけたい方
・英語の理論も大事だが、何はともあれ英語を読んでみたい方
・海外の英語ニュースで世界的なものの見方や考え方を吸収して視野を広げたい方
・東京オリンピックに向けて英語を始める一つのきっかけとして読んでみたい方
等々
学生さんから高齢者の皆様まで無理なく楽しく読んでいただけます。
本書の効果的な読み方
ここで本書の効果的な読み方を例文を挙げて説明させていただきます。
本書では、一つの記事を以下のように2つの形で収録しています。一つは日本語訳付きの[English-Japanese]、もう一つは英文のみの[Full Text]です。
まず [English-Japanese] に目を通します。
本書は英文フレーズと日本語訳を交互に掲載しています。ここでは英文フレーズを見てその意味を瞬時に日本語訳で確かめる作業を行います。横書きの文章を読むようにすらすら読めるので瞬間記憶力をますます強化できます。
(例文) 本書の記事より一部抜粋
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump to produce evidence by Monday on his claim that his phones were wiretapped during last year's presidential campaign.
日本における[.]から[.]まで後ろから前に訳す伝統的な翻訳方法とは違い、本書の速読特化翻訳では以下のように基本的に短いフレーズに分割して英文を頭から順番に訳します。
[English-Japanese]
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump 米下院情報委員会はトナルド・トランプ大統領に要請しています to produce evidence by Monday 13日月曜日までに証拠を差し出すように on his claim 彼の主張に関する that his phones were wiretapped 彼の電話が盗聴されたという during last year's presidential campaign. 昨年の大統領キャンペーンの間に
本書では、このように意味の取れる最短のフレーズ単位で前から順に訳しています。文章の要点を箇条書きでピックアップするような要領で、頭の中に短いフレーズ単位の要点を積み重ねていきます。最終的に一読で記事の要点が頭の中に記憶されますので二度読む必要はありません。これが本書が取り入れている英文超速読テクニックです。
英語で日々刻々と変わる世界情勢を把握するには、日本語の新聞記事を読むことと同様に1日に何十本もの大量の記事を読む必要があります。本書では最終的にその目標を達成するために従来のサイトトランスレーションと呼ばれる速読法をいっそう時事英語に特化させた超速読法を取り入れて対応しています。
まず[English-Japanese] で記事全体の要点を一読で把握した後で[Full Text]を英語だけで速読します。(スラッシュ記号が挿入されています)
例えばこんな感じで要点だけを頭の中で読み進めて行きます。
The U.S. House Intelligence Committee is calling on President Donald Trump (頭の中で:米下院情報委員会はトランプ大統領に要請している)/ to produce evidence by Monday (頭の中で:13日月曜日までに証拠を差し出すように) /on his claim(頭の中で:彼の主張に関する)/ that his phones were wiretapped (頭の中で:彼の電話が盗聴されたという)/ during last year's presidential campaign.(頭の中で:昨年の大統領キャンペーンの間に)
本書にあるそのままの区切りで訳したり、もっと細かく区切って訳したり(フレーズを短くする)、逆にもっと長く(フレーズを長くする)して訳したりさまざまな読み方を試すことができます。
本書をまずは1冊(40記事)を読むことで、どこで分割することが適切かを見分ける力、あるいは「こつ」が必然的に身につきます。
最初に本書の記事を読む際にちょっと抵抗があるかもしれません。しかし慣れてしまえば「水を得た魚」のように英語ニュースを読むことが楽しみになってきます。
※1.本書収録の映像と音声を再生するためにはインターネットに接続する必要があります。ご購入前にお手元の機種がユーチューブなどの動画サイトで音声と映像を正常に再生できることを確認されることをお勧めします。また音声付きのすべての記事にはダウンロード版の音声がついています。
※2.ご利用の端末に対応した読書アプリ(Kindle無料読書アプリ)が必要です。
「辞書なしで超速読月刊英語ニュースはあなたに「小さな奇跡」を起こします。
著者:細見敏夫