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    anata rashii kansobun no kakikata: dokusyo ga nigate demo sakubun ga hutokui demo kansoubun ga kakeru (Japanese Edition)

    Por Yasuki Taira

    Sobre

     本書は約14500文字程度のライトブックです。
     全五章で構成されています。

     ここでは、本書からの一部抜粋、目次を紹介したいと思います。


     ==================================
     以下、本文より抜粋…


     読書感想文が苦手な人の理由は、多分次のような連鎖反応が起きているのではないでしょうか。

     1.本がつまらない。
     2.途中で飽きてしまう。
     3.長続きしない。

     つまらない本を、途中で飽きてしまったのに、最後まで読まなければならない。読み切らないと、感想文が書けないから。

     確かに、貴方にとって興味のない選定図書を読み切ることは非常に大変なことです。
     よほど、集中力と忍耐力がないとできないでしょう。
     では、貴方に集中力や忍耐力が備わっていないのでしょうか?
     そんなことはないはずです。

     もし、貴方が好きな異性からラブレターをもらったとしましょう。
     不思議なもので、読むものが変わると人は変わるものです。

     もし、読んでいるのが「大好きな人からのラブレター」ならどうですか?
     何度も何度も、読み返しませんか?
     読み返しても、手紙の内容が変わるわけではありません。
     それでも、何度も読み返してしまいます。
     それほど、うれしいのです。

     一般に、人は自分の関心のあるものには、時間を忘れてまでのめりこんでしまいます。

     感想文を書くための読書はすぐに飽きるのに、ラブレターは全く大丈夫なのはなぜだろう?
     違いは、読んでいるものがラブレターなのか、本なのかの違いです。
     ラブレターには、苦痛も感じないし、時間を忘れて何度も読み返してしまうだけの「恋愛感情」が働いています。
     一方、感想文のための読書は、まったく興味がないので全然つまらないし、途中で飽きてしまい、結果読書が長続きしません。

     つまり、「興味」と「関心」なんですね。

     まず、自信をもっていただきたいのは、感想文が書けないと自分を悲観的に見る人がいます。でも、それは間違いです。感想文が苦手な人にだって、読書をする能力もあるし、感想文を書く能力もあります。能力は十分にもっているのです。
     唯一ないもの、それは「興味」です。感想文が苦手な人にとっては、本を読むことに「興味」がないだけなのです。「興味」がないことに「関心」はうまれてきません。「興味」はないのに「関心」はある、ということはまず有り得ません。

     では「興味」のあることだけに意識を向けて、「興味」のないことにはまったく見向きもしないとしたらどうでしょう。これでは単なる「我がまま」でしかなくなってしまいます。

     どうしましょう?


     ---------- 続きは本書をご覧ください。

     
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     目次

     貴方らしい感想文の書き方
     ■はじめに
     ■序章 読書感想文が苦手な理由
     ■第一章 読書感想文について
      ◇読書感想文とはなにか?
      ◇読書感想文の目的はなにか?
      ◇読書感想文の目標はなにか?
      ◇読書感想文の期待する利得はなにか?
     ■第二章 読書感想文を書くために
      ◇読書感想文と取り組む姿勢を整える
     ■第三章 読書感想文のイメージを作る
      ◇構想を練る
      =読書感想文のイメージ作りのポイント=
     ■第四章 読書をし、感想文を書いてみよう
      ◇構想全8工程
     ■第五章 どうしても書けない?!
      ◇なにが問題なのか、見つける
      ◇感想とは、心の声を表現すること
      ◇紙とペンを準備する
     ■おわりに
     ■奥付

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     読書感想文は、思っているほど難しい課題ではありません。

     是非、前向きにチャレンジしてみてください。

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