sekaiichi (Japanese Edition)

シリーズ全体のまえがき

このシリーズでは，英語とくに文法を中心としたテーマを1つだけ取り上げ，世界一わかりやすく解説する。

読んでいただければ，学習項目の内容の概要が把握でき，他の参考書，問題集に取り組んだ際に，より理解が進むと確信している。

中高，大学受験，一般的な読み物，英検，TOEICなどの資格試験対策にも役立つはずである。

本書のおすすめの学習方法は，とにかく，本文を何度も読むことである。慣れない分野のことは，なかなか頭に残らない。それで普通，当然と考えていただき，とにかく，何度も読んでみることが大切である。

分量は多くないが，ある1テーマに含まれる内容はそれほど多くないので当然である。繰り返すが，何度も，そう3回は読んでいただきたい。

可能ならば，例文だけでなく，本文も声に出して，いわゆる音読していただきたい。

音読するとスピードは落ちるが，その分，わかっていない箇所で立ち止まれる。黙読は，わかっていなくても，わかったつもりで読み進めてしまう。

本シリーズが，読者のみなさまのより深い知識習得に貢献できれば幸いである。

第7号のまえがき

今回は，英語の熟語とされる表現のひとつ，may wellと，その変形バージョンについて解説させていただきます。

may well

may as well

may as well as

の3つですが，無理やりの丸暗記で済まされていませんか？

まあ，どんな分野でも，なんでもかんでも理解してからでないと先へ進まない，先へ進まないぞ，というのでは，

マズイ！

というのは，みなさん経験済みですよねー。

時には，ここはとにかくこういうものだと丸覚えてしておくべき！

ということがありますね。

今回の熟語もその類だと確信されている方もいらっしゃるでしょう。

しかし，この3つはじつは，理屈で制覇できるというか，理屈で制覇したほうがよい類のものであると，筆者は考えています。

さ，本書をお読みになっていただき，すっきりと根っこからの理解を目指しましょう。