「この本はあなたのために書いた。さらに特定するならば、プロのコピーライターに数百万円もの報酬を支払いたくないと考えている経営者に向けて書いたものだ」
本書のテーマはこの一文で十分に説明されている。
私はプロのコピーライターであるが、経営者が望んでいる成果を出すために、プロに依頼する必要はないと考えている。「売れない」悩みは経営者が自分で解決できる問題なのだ。私たちプロのコピーライターの仕事はさらに大きく、莫大に売る事である。そのためにコピーライティングという膨大な宇宙で、心理学や言語学、さまざまな説得術、はては文化や民俗学まで幅広いことを学んでる。
本書にそうした知識はほとんど出てこない。心理テクニックも説得術も、54個のキャッチコピーの型も出てこない。あなたが本書を読みながら、それと同じペースで広告を書き上げ、本書を読み終えると同時に効果的な広告を世に出し、「売れない」悩みを解決するために必要なことだけが書かれている。
この本にはたった一つのメソッドしか書かれていない。それは『単純明快かつ絶対に失敗しない広告方』だ。本書のメソッドに従って広告を書けば、それは10年後にコピーライティング教材で取り上げられたり、何かの賞を受賞する広告にはならないだろう。だが、あなたが確実にこれから行うビジネスを成功させたいのなら、この『成功回避不可能型コピーライティングメソッド』以上に役立つものはないと確信している。
≪もくじ≫
はじめに~プロを雇わないという選択肢~
ある経営者との対話①
第一部 成功確実のマインドセット
1.セールスマンであれ
2.商品・サービスがすべて
3.あなたの広告がお客さんを決める
4.あなたの事業は結婚相談所
5.スーパーフォーミュラだけ覚えておきなさい
6.クリエイティブは妄想
7.広告では100%確実なことだけをやりなさい
ある経営者との対話②
第二部 徹底したリサーチ
第一章 リサーチマインドセット
1.一文字たりとも書くな
2.あなたは何も知らない
3.証拠を探せ
4.とにかく〝すべて〟
5.スワイプファイルを集めなさい
6.読み手の会話に入り込め
ある経営者との会話③
第二章 リサーチステップ
1.インデックスカードを買う
2.商品・サービスのことを完璧に知る
3.お客さんのことをすべて知る
4.書き出した情報を見返す
5.翻訳する
6.ノーと言えないオファーを見つける
7.忘れる
ある経営者との会話④
第三部 単純明快なライティング
第三章 ライティングマインドセット
1.完璧主義者になるな
2.お客さんの言葉で語れ
3.「私」ではなく「あなた」
4.パワーの強い単語を使いなさい
5.どう言うかではない。何を言うか
6.真実のみを伝えなさい
ある経営者との会話⑤
第四章 ライティングステップ
1.キャッチコピーを書く
2.オープニングを書く
3.キャッチコピーを広げる
4.オファーの理由を説明する
5.ボレットですべてを伝える
6.なぜ売りたいのか伝える
7.なぜ〝今〟買うべきなのか伝える
8.クロージングする
9.追伸を書く
ある経営者との会話⑥
第四部 生まれ変わりのエディット
第五章 エディットマインドセット
1.あなたは裁判官だ
2.出さなきゃ何もわからない
3.校閲、校正、推敲の違いを意識する
4.質問には一つ残らず答えろ
ある経営者との会話⑦
第六章 エディットステップ
1.チェックリストを見直す
2.リサーチを見直す
3.キャッチコピーを見直す
4.贅肉をそぎ落とす
5.レイアウトを調整する
6.声に出して読む
7.最低5人に読んでもらう
8.自分に送る
9.もう一度すべてを見直す
ある経営者との会話⑧
第五部 テスト、テスト、テスト
A級コピーライターとの対話
レスポンスを計測する簡単なアイデア
発展のヒント
巻末資料A
巻末資料B
≪著書について≫
安居優弥(Yasui yuya)
1993年生まれ。コピーライター。
大学4年生のころmercurygroupを設立。卒業後、本格的にフリーコピーライターとして活動。信念のマッチする限られたクライアント様のため、代理店という立場ではなく、『パートナー』という立場から長期的にかかわり続けている。様々な心理分析を学び、それを広告販売、マーケティングに応用する。コピーライティングやマーケティングのみならず、健康、歴史、スピリチュアルなどまで圧倒的な好奇心と少しの学習能力で学び続けている。主な著書に「マインドセットだけ学びなさい」一巻と二巻がある。
座右の銘『倦むことなかれ』
urenainayamihaanatahitoridekaiketudekiru: kopi-raita-woyatowazukoukatekinakoukokuwokakunizyuuitinosutepputonizyuusannnomainndosetto (Japanese Edition)
Sobre
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