Bridal Video Ura no Ura no Ura: Kodera Nishida no Kinyou Lunchbuffet Taidan series (Japanese Edition)

本電子書籍は、メールマガジン「小寺・西田の『金曜ランチブッフェ』の人気連載コーナーである「対談」のうち、特に人気が高かったものを、シリーズ毎にまとめてお届けするシリーズ。

本書は、2015年12月11日発行のVol.061から2016年1月8日発行のVol.064まで4回に分けて掲載された、ブライダルビデオのカメラマンである岡 英史氏を迎えての対談である。基本的な内容については、1本にまとめるための編集に必要な部分を除き、メルマガ掲載時のものに基づいている。

ビデオカメラマンとして活躍すると同時に、様々なプロ・アマ向けメディアでカメラに関する執筆活動もされている、岡 英史さん。

岡さんと知り合ったのは、2008年頃だろうか。あるメーカーのビデオカメラの広告用素材を撮影するという仕事で、僕が技術コーディネーター、岡さんがカメラマンとして呼ばれたのが最初である。

それ以降、PRONEWSでの僕の動画連載では、毎回撮影に付き合ってもらったり、NABに一緒に行ったりする仲になった。

放送系がハイエンドだとしたら、岡さんのフィールドはスポーツイベントやブライダルといった、ミドルレンジ業務である。その岡さんが長らくなりわいとしているブライダルビデオ業界の話を伺ってみたいと思う。

ブライダルビデオというのは、すでに結婚した人もこれから結婚する人も、発注やその料金体系などについて、いろいろ疑問もあることだろう。いわゆるご祝儀商売と言われる職種であり、映像業界の中でもかなり特殊なポジションを築いている。

今回は歯に衣着せぬ物言いで知られる岡さんに、ブライダル業界の闇をたっぷりと聴かせてもらうことにしよう。