利 権 、逮捕 、強盗 、賄賂 、恋愛 …
なぜ彼は開業医の地位を継ぐことなく
アフリカという地へ旅立って行ったのだろうか。
エリートサラリーマンがアフリカ
の地に求めたものとはいったいー
■目次
1:子供のときから「遠くへ行きたい」
2:キンシャサがスタート
3:勝手が違う!
4:キンシャサの柔道
5:キンシャサの泥棒
6:ザイール人の感性
7:家族の病気
8:飛行機の不時着
9:子供の障害
10:タンザニアのダレサラーム
11:ダレサラームの柔道クラブ
12:人間的付き合い
13:美しい海
14:タンザニアへの援助
15:ナイロビ時代
16:ケニアへの援助
17:ナイロビのコーラス
18:大転換期のヨハネスブルグ
19:アフリカ生活30年でアフリカ人に
結び
■ 著者 みのごさく
岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長
日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員
神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
主な著作、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生」、「なにわの風雲児」、「なにわの風雲児」
「炎のバンカー」、「与謝野蕪村 300年の風景」、「帷(とばり)」などがある。
■あらすじ
新潟県長岡にうまれた主人公、清水孝は、子供のころから
平凡な医者という家業をつぐよりは、遠く世界にとびたって
大きな世界で活躍する人間になりたいという希望を抱いていた。
大卒後三友社に入社したのもその希望をかなえるためだった。
自ら志願して、アフリカのザイール、タンザニア、ケニア
南ア連邦などへ赴任し、30年間も勤務した。
そこでは、彼の得意の柔道を通じて現地の人々と生活を共にし
お互いに理解しあうことができた。
その間強盗に襲われたり、飛行機が墜落したりと
さまざまな苦難にあいながらも、現地人のおかげで
ビジネスも生活もなりたちうまくいった。
そこには清水孝の生きざまが浮き彫りになっている。
他方、日本のODA(政府開発援助)は、本当にアフリカの人々が
望むものになっているかどうか、清水の眼をとおして
日本の国民と政府当局者に疑問を投げかけている。
もちろん、軍事的とかテロ対策とかの援助をするのでは
元も子もなくなるだろう。
清水孝の手記は、こうした課題を提起するものだ。
この小説は、まさにアフリカに生き、アフリカを愛し
アフリカに死した日本の「アフリカ人」の、痛快な物語である。
afurica monogatari: afurica ni iki afurica ni sisita syousyaman (Imagination Creative) (Japanese Edition)
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