メイド喫茶ブームなんて来なければ良かったんだ!!(オーナー宇佐談)
2003年2月、札幌に出来たメイド喫茶「カフェ・プリムヴェール」は東京、名古屋に続いて全国でも3番目という早さでした。
見た目だけではない確かな味とメイド達のおもてなしを求めて、全国からプリムヴェールへと通う強者達が次々に現れます。
その後メイド喫茶は一大ブームとなり、「おかえりなさいませ!ご主人様」というキャッチコピーと共に全国各地に出来、テレビ、新聞、雑誌等で次々に取り上げられる存在となりました。
20人も入れば満杯となってしまう、街角の小さな喫茶店プリムヴェールにもその波は容赦なく押し寄せてきます。
メイド喫茶のオーナーとなった著者が、その波にどう乗り、翻弄され、結果どうなったのか・・・
2007年12月に閉店するまでの5年間に起こった出来事を1円・1人単位まで書き留めていた売り上げ、入店者月報と共に公開し、メイド喫茶ブームの裏で何が起こっていたのかを明らかにします。
プリムヴェールに通った人には懐かしく、また当時のブームがいったい何だったのかを考察する人には貴重な資料となる事でしょう。
(目次)
はじめに
カフェ・プリムヴェールのご案内(当時の対外資料を公開)
写真で見るカフェ・プリムヴェール(プリムメイド服を3方向から撮った貴重な写真、当時の店内、メニュー等)
5年間の月報記録(当時の月報59枚をスキャニング&初公開、売り上げ、入店者を1日単位で記載)
5年間の考察(新規書き下ろし 4年目に起きたマスター退店&メイド4名同時卒業の時に何が起きていたのかを初出)
開店までの日記(開店までの3ヶ月の奮闘の日々。メイド喫茶?なにそれ?というテナントとの交渉をどう乗り切ったか)
採用のお話(プリムメイド「れんげ」の特別寄稿、メイドから見た採用基準とは?)
あとがき
Cafe Primevere: gonenkannogeppoukaramirumeidokissakeieinouragawa (Japanese Edition)
Sobre
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