本書は平成28年3月申告(平成27年の所得分)に対応しています。
~はじめにより~
この本の執筆のきっかけは以下のニュースが耳に入ってきたからです。
「アフィリエイトで2,000万円の所得隠しも・・・。税務調査で追徴課税を受けるアフィリエイター相次ぐ!」
記事の内容は大変センセーショナルになっていて、申告をしていないアフィリエイターへの警告・啓蒙が目的だと思われました。記事の内容で私が気になったのは、申告していなかったとされる収入に対し「税金を取られ過ぎ!」である点です。調査に入られ税務署の言われるがままに修正申告に応じたことが明らかな内容でした。
納税は国民の義務であり「全く申告をしていない(無申告)」や「売上や経費をごまかす(意図的な所得隠し)」は論外ですが、収入を得るためにかかった経費を適正に計上し、あるいは減価償却など実際の現金支出を伴わない経費も上手に計上して税金を計算することは国民の権利です。
アフィリエイト報酬に係る申告のポイントはずばり「プライベート部分の経費化!」です。
アフィリエイトは仕入もなく、計上できる経費は少ないと思われがちです。しかし、パソコンやスマホの通信代はもちろんのこと水道光熱費、更には自宅の一部?(詳しくは本書で!)もアフィリエイト報酬を得るための経費として計上が可能です。
税金の使われ方には私自身納得のいかない部分もありますが、税金を支払った後に残ったお金があなたの真正な財産です。100万円の利益が出てそれに対する30万円の納税が嫌だから100万円の経費を使って税金をゼロにする!なんてことを試みる人がいますが、これでは手元にお金が残りませんので愚の骨頂です。税金だけに目が行ってしまい、税額を少なくすることに情熱を傾ける人がいますがとても残念です。上記の例であれば逆に30万円の税金を払って手元に70万円を残すべきです。税金を支払わないとあなたは本当のお金持ちになれない!という事実があるのです。
皆様には適正な手続きに則った適正な税額を納めていただきお金持ちの王道を歩んでもらいたいと思います。
本書では事業開始時の手続きや自宅を事業所として利用する場合の減価償却の注意点などスタートアップ時期に是非理解してもらいたい点を中心に解説しています。本書を読んでいただければ「税務署」「確定申告」と言う文字に対する拒絶反応がなくなるはずです。
また、本書はストレートに申告書記載例から解説していますので、時間的余裕のある青色申告を想定されている方はもちろん、申告期限ぎりぎりの白色申告で対応せざるを得ない人にも対応できるようになっています。
本書の申告書記載例(書式は平成26年分の所得申告用-復興特別所得税に対応)は下記の2パターンです。
①青色申告でアフィリエイトの他に所得がない専業主婦の安歩花子さん(一般的なパターンと処理が容易な現金主義の2パターン)
②会社勤めの傍ら副業としてアフィリエイトを行い白色申告で申告納税する亜歩太郎さん
※本書はアフィリエイトビジネスのスタートアップ期にある人を対象にしていますので消費税の申告書記載例は掲載していません。
本書が皆様の「適正額」の納税と経済的自由へのお役にたてれば望外の喜びです。
~目次の抜粋~
Ⅰ.申告書記載例① ~アフィリエイト以外に所得がなく青色申告をする安歩花子さん~
1.申告書の作成の順序
2.青色申告決算書の作成①~現金主義用~
3.青色申告決算書の作成②~一般用~
4.確定申告書の作成
Ⅱ.申告書記載例② ~サラリーマンである亜歩太郎さんが副業のアフィリエイト報酬を白色で申告するケース(事業開始は平成26年4月、ASPによる源泉徴収有り)~
1.申告書の作成順序
2.収支内訳書(一般用)の作成
3.確定申告書の作成
Ⅲ.税金の納付方法
Ⅳ.申告のポイント
1.白色申告と青色申告の選択 (青色の一般と現金主義の違い)
2.領収書の管理
3.プライベート部分の経費化の方法①(減価償却)
4.プライベート部分の経費化の方法②(事業専用割合)
5.プライベート部分の経費化はどこまでOKか
6.アフィリエイト報酬に係る源泉徴収(税金の天引き)について
7.住宅ローン控除を適用している人の裏ワザ!
8.会社設立のメリットについて
9.「20万円未満は申告不要」って本当?
あとがきにかえて~閉塞感が漂っているけれど~
manual for income tax return of affiliater (Japanese Edition)
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