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    Limt and change zapurinsipuruobueguzekuthibu (Japanese Edition)

    Por So Sato

    Sobre

    本書について:


    本書は主に中小ソフトウェア業の経営者や管理者、および従業員の皆様に向けて執筆をしました。
    筆者が現役のシステムエンジニア兼、中小企業診断士という視点から、中小ソフトウェア業のビジネスモデルに関するリスクを明らかにし、また今後の成長戦略をどのように描けばよいのかについて体系的かつ具体的に整理したのが本書です。筆者のブログに掲載していた記事を整理し、大幅に加筆修正をしました。

    ソフトウェア業界に関する類書と比較して、客観的なデータや各種理論を重視して体系的かつ具体的にまとめている点が特徴です。単なる居酒屋での業界批判的な書籍がいくつかありますが、エンジニアの個人的な経験だけに基づく感想文ではありませんのでご安心ください。なお本電子書籍はWORD文書で約120ページ程度の分量となっています。

    本書では特に中小の受託・客先常駐型ソフトウェア業に焦点を当てています。受託・客先常駐型とは、請負や準委任契約でソフトウェア開発を受託し、客先の構内に技術者を派遣・常駐して開発を行う業態のことをいいます。
    多くの中小ソフトウェア業はこのような受託・客先常駐型の業態ですが、実はこの業態は、

    「参入は比較的容易であるが、うまみの少ない、リスキーなビジネスモデルである」

    という事実を、まずはお伝えしたいと考えています。

    そして中小の受託・客先派遣型ソフトウェア業のビジネスモデルにどのような問題点があるのかをしっかりと分析し、その突破のカギを皆さんと情報共有できればと思っています。


    本書は3章から構成されています。
    1章は中小ソフトウェア業の現状と問題点をマクロ的に俯瞰していきます。この業界は多重下請構造であったり、仕事が東京一極集中であったりと、様々な特徴があります。それらの特徴が中小ソフトウェア業にどのような影響を与えていて、どんな問題を引き起こしているのかを探っていきます。

    2章は中小ソフトウェア業のビジネスモデルの問題点を具体的にかなり掘り下げます。問題の根本原因をしっかりと掴むことが問題解決には必要だからです。

    3章は問題を解決する方策を、様々なフレームワークを切り口として検討していきます。今後の成長のためにどんなビジネスモデルを描くべきか、どういった手順で改革を行うべきか、といった点について具体的に検討を行っています。

    中小ソフトウェア業の問題点と課題、解決の方向性を探っていきましょう。





    筆者について:
    佐藤 創(さとう そう)。1977年宮城県生まれ。現役ITエンジニアとして従事。受託システム開発を行いながら、プロジェクトマネジメントの現場への適用に努める。情報処理試験プロジェクトマネージャ、システムアナリストに合格。プロジェクトマネジメント学会正会員、派生開発推進協議会会員、日本ITストラテジスト協会会員。2013年に中小企業診断士に合格し、宮城県中小企業診断協会会員。2009年から情報処理プロジェクトマネージャの受験対策の提供を開始。丁寧な論文添削と、効率的な午後I学習方法、学習のペースメーカになる週3回発行のメルマガが特徴。
    http://creative-1st.com/


    著書に「システム開発現場のプロジェクトマネジメント教科書」、「派生開発プロジェクトでみんながハマる罠を回避せよ!」。

    (経歴は出版時点のもの)
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