古来、有名な兵書「孫子」を学び活用しようとしても、結局、一知半解に終始し、心ならずも消化不良を来たしてしまうのは、誰しもが経験されたことではないでしょうか?
たとえば「孫子は難解であり、何度読んでも疑念が生じてくる」「個々の金言名句には深く感銘を受けるものの、各篇とのつながりが不明確で、全体を通しての体系に一貫した理解が得られない」「軍事だけに止まらず、政治・経済・外交・思想・法令・教育など幅広く多岐に亘って包括する内容は、一体何を主張したいのか釈然としない」などであります。
実は、弊塾サイト『孫子に学ぶ脳力開発と情勢判断の方法』・孫子塾の広場には、たとえば下記の目次にあるような孫子に関わる様々なご質問がこれまでに三百件ほど寄せられております。そのような個別具体的なご質問に対し、とりわけその趣旨に即しての明快な答えを提示し、かつ肩の凝らない読み物として整理しまとめたものが、第二弾としての【孫子 一問一答】シリーズ「第二回」です。
この【孫子 一問一答】シリーズは、孫子兵法独習用テキストとして御好評を頂いております【孫子正解】シリーズ(第一回~七回まで既刊)と表裏一体の関係にあり、言わば兄弟編的な性格のものであります。併せてお読み頂ければ幸甚です。
【孫子 一問一答】シリーズ 第二回 目次
◇ 「智」の章
一、孫子の本はどれもこれも皆、同じような解説ばかりで正直つまらないのですが。
二、彼我の戦力を把握する七計に、「兵衆」と「士卒」とありますがどこが違うのでしょうか。
三、敗れない地形とはどのようなものなのでしょうか。
◆ 「信」の章
四、『自分を知る』にはどうしたら良いのでしょうか。
五、NHK教育で「百分de名著・孫子」を見ましたが先生のご感想をお聞かせください。
六、先生はどのようなところで孫子を活用しているのでしょうか。
〇 「仁」の章
七、「奇」の発想はどのようにすれば浮かんでくるのでしょうか。
八、「五事」と「七計」は、どこがどう違うのでしょうか。
九、小国が「無理なく自然に勝つ」ことはできるのでしょうか。
◆ 「勇」の章
十、北朝鮮の中距離弾道ミサイル・ノドンによる脅しをどう解釈すべきでしょうか。
十一、ビジネスにおける彼我戦力の把握の仕方を教えてください。
十二、孫子を活用するためには暗記・暗誦が必要でしょうか。
◇ 「厳」の章
十三、孫子は戦争のために作られたものですが、精神病(うつ病、パニック症候群)などを解決するのに使えるのでしょうか。
十四、『敵を殺す者は怒りなり』についての一般的な解説は何かスッキリしませんが?
十五、孫子には具体論がなく、理論的な緻密さが欠けているようですが。
sonnshiichimonnittoushirizudainikai sonnshiichimonnittoushiri-zu (Japanese Edition)
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