■■販売より、「放送作家になれた」という反響を頂きまして感謝です!■■
==以下本文より引用==
はじめに
この度は、本書に興味を持って頂き、まことにありがとうございます。
私は作家歴としてはまだとても浅く、現在深夜テレビのレギュラー番組1本、ネット番組1本、その他単発でのテレビ番組や細々とした仕事に携わらせて頂いております。
そして現在は放送作家としての月収がなんと、平均5万円前後となります。
テレビの仕事もしていて5万円とは驚かれるかもしれませんが、放送作家も若手の端くれの方はその程度でございます。
私は、実は2つの放送作家スクールを経験した後、放送作家になりまして、その特殊な経験とまだ作家歴の浅い現状を活かして、皆様に近い視点でのアドバイスが出来れば幸いです。
まず最初にお伝えしますと、本書は高名な諸先輩方が書かれている様な、素敵な企画発想法などを学べる本ではございませんのでご注意くださいませ。
本書の目的は、
「一般世間からは何かとブラックボックスになっている『放送作家』という職業にスポットを当て、更にその中でもよくわからない『放送作家のなり方』に特化したもの」となっております。
自分も過去に「放送作家ってどうやってなるものなのだ!?」という疑問がありましたので、少しでもその疑問を解消出来れば嬉しく思います。
本書では、筆者の「放送作家になった方法+α」の体験談を記したものであり、数ある『放送作家のなり方』の中の一つの事例である事をご理解いただければ幸いです。
そしてまず、結論から言ってしまいます。
普通は結論を引っ張るものですが、なぜなら「引っ張るほどすごい話でも無い」ので、冒頭で言ってしまいます。
私の実体験から、放送作家へ一番手っ取り早く効率的になる方法は『放送作家セミナーやスクールに入る』です。
ちなみに、自分の経験上スクールをオススメしておりますが、スクール以外のなり方もご説明しておりますのでご安心ください。
また、個人の目的によって入るべきスクールは変わり、宣伝目的の本では無いのであえて特定のスクール名は挙げていません。
では、詳しい内容である
「スクールが一番いい理由とは?」
「選んではいけないスクールとは?」
「スクールでの頑張り方とは?」など、詳しい内容は後ほどご紹介いたします。
昔からフリーランスという言葉がございますが、昨今では「ノマド」という、組織やオフィスに縛られない働き方が台頭してきております。
放送作家はまさにそのフリーランスなビジネススタイルであり、テレビ局やラジオ局、インターネット放送局、タレント事務所や出版社など、毎日が違う職場です。
金銭的な安定性は全く望めませんが、アイデアマンであり、テレビやラジオ、インターネット放送が好きな方、お笑いやアイドルが好きな方、将来的には監督や作詞家などになりたい方もぴったりな職業かと思います。
そして、本書があなた様の輝く放送作家人生に助力出来れば大変嬉しく思います。
目次
はじめに
第一章 放送作家とは
第二章 放送作家のなりかた
■知っておくと安心、放送作家になる6つの道と注意点
1、放送作家専門学校に入る
2、放送作家事務所に入る
3、関係者のコネクションを見つける
4、ラジオや雑誌のネタ職人で優秀者になる
5、テレビ局に企画書を送る
6、ADや芸人から転職する
まとめ
おわりに
第一章 放送作家とは
■放送作家とは
まず、意外と聞かれる質問なのですが、放送作家は誰にも雇われておりません。フリーランスの人間です。
収入が増えると節税面で事務所を立ち上げて法人化する方もいますが、家族を役員にして実際に動くのは自分自身というケースを聞きます。
また、放送作家事務所に所属されている放送作家さんもいますが、完全歩合制だと聞きます。基本的には個人で働く者とお考えください。
■放送作家と構成作家の違い
こちらもたまに質問されますが、以下となります。
先ず大きな枠組みとして構成作家と言うカテゴリーがあります。このカテゴリーは、サッカー選手やコックさんなどの個別の職業と同列に定義します。
そしてその構成作家と言うカテゴリーの下、「テレビ、ラジオ、ネットなどの放送媒体で活躍する構成作家」が、通称で放送作家と言われています。
また、番組の最後に文字が流れますがあれはエンドロールと言って、放送作家のスタッフクレジットは、「構成」と表示されます。
■ディレクターと放送作家の違い
こちらも全然違うのですが、なぜか意外と聞かれる質問です。
まず放送作家は上記の通り大抵がフリーランスの人間です。一方ディレクターは、一部独立したフリーランスのディレクターもいますが、基本的には放送局や制作会社に勤務をしているサラリーマンとなります。
放送作家の基本的な仕事としては大きく分けて、
1、「次の会議までに考えてきた宿題※を発表する事や、リサーチ情報※を発表する事」と、
2、「会議でまとまった事を台本や企画書を書き上げる作業」があります。
ディレクターの基本的な仕事としては会議で放送作家が出して来た案を結論付けて企画にまとめ上げ、放送作家が書いた台本を下地にして実際に収録をし、編集してVTRにまとめ上げる役割です。
※宿題とは、テレビ業界用語で次回までの課題の事を指します。
※リサーチとは、番組のコーナーで出す面白い人物情報やモノ情報を調べた資料の事です。
■テレビの企画会議
テレビの企画会議はおおまかに、以下のメンバーで構成されます。
・放送局のプロデューサー
番組の財務面の責任者です。
番組予算の管理とレギュラー芸能人のキャスティングなどを主に担当します。
後述の制作会社のプロデューサーがいる場合は、キャスティング案件をある程度委任する場合もあるようです。
・総合演出(チーフディレクター)
番組の企画面の責任者です。
企画会議では、放送作家の出した企画案をジャッジしたり、企画毎に配置されている各ディレクターの進捗状況を確認したりします。
規模の小さい深夜番組などでは、放送局のディレクターが総合演出になるのではなく、制作会社のディレクターがなる場合があります。
・ディレクター
番組には様々なコーナーがあるので、コーナー毎に撮影を担当するディレクターが違っていたり、週替わりで担当ディレクターが違っていたりします。放送局のディレクターの場合と、制作会社のディレクターが混在している事が多いです。
・AP(アシスタントプロデューサー)
プロデューサーの補佐をする役割であり、出演者のデータ管理やブッキング業務などをプロデューサーの指示を受けて実行する方です。
・AD(アシスタントディレクター)
ロケの準備やリサーチ作業、企画会議では企画案をプリントアウトしたり、ホワイトボードに発言を板書したり、議事録をまとめたりします。
放送局のアシスタントディレクターと、制作会社のアシスタントディレクターが混在していることが多いです。
・タレント事務所のプロデューサー
こちらは番組によって居たり居なかったりしますが、特定の事務所のタレントを多く使う番組の場合、タレント事務所のプロデューサーが入る事があります。
タレント事務所のプロデューサーがいる場合、基本的な出演者を揃えるのはこの位置の方がやる場合があります。
・制作会社のプロデューサー
こちらは、タレント事務所がブッキングするタレントさん以外、例えば単発的なコーナーで出演してもらうゲストやアイドルなどの出演交渉などを行います。
放送局のプロデューサーの補佐や代理的な役割も担います。
・広告代理店のプロデューサー
番組の中には広告代理店が特定の時間帯の枠を確保している場合があり、その場合には広告代理店の番組担当者がプロデューサーとして出席します。
主に番組スポンサーの意向と番組内容がミスマッチしていないかを管理します。
・チーフ作家
企画会議において番組全体の構成案を考えたり、方向修正などを番組の総合演出(チーフディレクターなど)と決めたり、下の作家の出した案をより良くコーディネートしたりする、いわゆるまとめ役です。番組の企画案も考えます。
・中堅作家(台本を書く役割)
主に総合演出と、チーフ作家がまとめた構成案を台本に落とし込みます。
番組の企画案も考えます。
・若手作家(色々諸用をこなす役割)
リサーチとしての仕事も多く、面白いネタを資料としてまとめたり、ADさんの電話リサーチを手伝ったりと、一番下っ端なので頼まれた事をやります。番組の企画案も考えます。
・リサーチャー(参加せず資料のみ提出の場合もあり)
予算のある番組の場合、リサーチ会社からリサーチャーを派遣してもらい、番組企画に関連する資料をまとめたり、電話やメールで取材のアポイントメントを取ったりします。
==以上本文より引用==
このように本文では放送作家に関する情報を詳しく説明しております。
その他にも
■放送作家の中の小カテゴリー
■知っておくと安心、放送作家になる6つの道と注意点
なども詳しく説明しており、特に「放送作家になる方法6つの道」と「その注意点」は必見です。
==以下本文より引用==
はじめに
この度は、本書に興味を持って頂き、まことにありがとうございます。
私は作家歴としてはまだとても浅く、現在深夜テレビのレギュラー番組1本、ネット番組1本、その他単発でのテレビ番組や細々とした仕事に携わらせて頂いております。
そして現在は放送作家としての月収がなんと、平均5万円前後となります。
テレビの仕事もしていて5万円とは驚かれるかもしれませんが、放送作家も若手の端くれの方はその程度でございます。
私は、実は2つの放送作家スクールを経験した後、放送作家になりまして、その特殊な経験とまだ作家歴の浅い現状を活かして、皆様に近い視点でのアドバイスが出来れば幸いです。
まず最初にお伝えしますと、本書は高名な諸先輩方が書かれている様な、素敵な企画発想法などを学べる本ではございませんのでご注意くださいませ。
本書の目的は、
「一般世間からは何かとブラックボックスになっている『放送作家』という職業にスポットを当て、更にその中でもよくわからない『放送作家のなり方』に特化したもの」となっております。
自分も過去に「放送作家ってどうやってなるものなのだ!?」という疑問がありましたので、少しでもその疑問を解消出来れば嬉しく思います。
本書では、筆者の「放送作家になった方法+α」の体験談を記したものであり、数ある『放送作家のなり方』の中の一つの事例である事をご理解いただければ幸いです。
そしてまず、結論から言ってしまいます。
普通は結論を引っ張るものですが、なぜなら「引っ張るほどすごい話でも無い」ので、冒頭で言ってしまいます。
私の実体験から、放送作家へ一番手っ取り早く効率的になる方法は『放送作家セミナーやスクールに入る』です。
ちなみに、自分の経験上スクールをオススメしておりますが、スクール以外のなり方もご説明しておりますのでご安心ください。
また、個人の目的によって入るべきスクールは変わり、宣伝目的の本では無いのであえて特定のスクール名は挙げていません。
では、詳しい内容である
「スクールが一番いい理由とは?」
「選んではいけないスクールとは?」
「スクールでの頑張り方とは?」など、詳しい内容は後ほどご紹介いたします。
昔からフリーランスという言葉がございますが、昨今では「ノマド」という、組織やオフィスに縛られない働き方が台頭してきております。
放送作家はまさにそのフリーランスなビジネススタイルであり、テレビ局やラジオ局、インターネット放送局、タレント事務所や出版社など、毎日が違う職場です。
金銭的な安定性は全く望めませんが、アイデアマンであり、テレビやラジオ、インターネット放送が好きな方、お笑いやアイドルが好きな方、将来的には監督や作詞家などになりたい方もぴったりな職業かと思います。
そして、本書があなた様の輝く放送作家人生に助力出来れば大変嬉しく思います。
目次
はじめに
第一章 放送作家とは
第二章 放送作家のなりかた
■知っておくと安心、放送作家になる6つの道と注意点
1、放送作家専門学校に入る
2、放送作家事務所に入る
3、関係者のコネクションを見つける
4、ラジオや雑誌のネタ職人で優秀者になる
5、テレビ局に企画書を送る
6、ADや芸人から転職する
まとめ
おわりに
第一章 放送作家とは
■放送作家とは
まず、意外と聞かれる質問なのですが、放送作家は誰にも雇われておりません。フリーランスの人間です。
収入が増えると節税面で事務所を立ち上げて法人化する方もいますが、家族を役員にして実際に動くのは自分自身というケースを聞きます。
また、放送作家事務所に所属されている放送作家さんもいますが、完全歩合制だと聞きます。基本的には個人で働く者とお考えください。
■放送作家と構成作家の違い
こちらもたまに質問されますが、以下となります。
先ず大きな枠組みとして構成作家と言うカテゴリーがあります。このカテゴリーは、サッカー選手やコックさんなどの個別の職業と同列に定義します。
そしてその構成作家と言うカテゴリーの下、「テレビ、ラジオ、ネットなどの放送媒体で活躍する構成作家」が、通称で放送作家と言われています。
また、番組の最後に文字が流れますがあれはエンドロールと言って、放送作家のスタッフクレジットは、「構成」と表示されます。
■ディレクターと放送作家の違い
こちらも全然違うのですが、なぜか意外と聞かれる質問です。
まず放送作家は上記の通り大抵がフリーランスの人間です。一方ディレクターは、一部独立したフリーランスのディレクターもいますが、基本的には放送局や制作会社に勤務をしているサラリーマンとなります。
放送作家の基本的な仕事としては大きく分けて、
1、「次の会議までに考えてきた宿題※を発表する事や、リサーチ情報※を発表する事」と、
2、「会議でまとまった事を台本や企画書を書き上げる作業」があります。
ディレクターの基本的な仕事としては会議で放送作家が出して来た案を結論付けて企画にまとめ上げ、放送作家が書いた台本を下地にして実際に収録をし、編集してVTRにまとめ上げる役割です。
※宿題とは、テレビ業界用語で次回までの課題の事を指します。
※リサーチとは、番組のコーナーで出す面白い人物情報やモノ情報を調べた資料の事です。
■テレビの企画会議
テレビの企画会議はおおまかに、以下のメンバーで構成されます。
・放送局のプロデューサー
番組の財務面の責任者です。
番組予算の管理とレギュラー芸能人のキャスティングなどを主に担当します。
後述の制作会社のプロデューサーがいる場合は、キャスティング案件をある程度委任する場合もあるようです。
・総合演出(チーフディレクター)
番組の企画面の責任者です。
企画会議では、放送作家の出した企画案をジャッジしたり、企画毎に配置されている各ディレクターの進捗状況を確認したりします。
規模の小さい深夜番組などでは、放送局のディレクターが総合演出になるのではなく、制作会社のディレクターがなる場合があります。
・ディレクター
番組には様々なコーナーがあるので、コーナー毎に撮影を担当するディレクターが違っていたり、週替わりで担当ディレクターが違っていたりします。放送局のディレクターの場合と、制作会社のディレクターが混在している事が多いです。
・AP(アシスタントプロデューサー)
プロデューサーの補佐をする役割であり、出演者のデータ管理やブッキング業務などをプロデューサーの指示を受けて実行する方です。
・AD(アシスタントディレクター)
ロケの準備やリサーチ作業、企画会議では企画案をプリントアウトしたり、ホワイトボードに発言を板書したり、議事録をまとめたりします。
放送局のアシスタントディレクターと、制作会社のアシスタントディレクターが混在していることが多いです。
・タレント事務所のプロデューサー
こちらは番組によって居たり居なかったりしますが、特定の事務所のタレントを多く使う番組の場合、タレント事務所のプロデューサーが入る事があります。
タレント事務所のプロデューサーがいる場合、基本的な出演者を揃えるのはこの位置の方がやる場合があります。
・制作会社のプロデューサー
こちらは、タレント事務所がブッキングするタレントさん以外、例えば単発的なコーナーで出演してもらうゲストやアイドルなどの出演交渉などを行います。
放送局のプロデューサーの補佐や代理的な役割も担います。
・広告代理店のプロデューサー
番組の中には広告代理店が特定の時間帯の枠を確保している場合があり、その場合には広告代理店の番組担当者がプロデューサーとして出席します。
主に番組スポンサーの意向と番組内容がミスマッチしていないかを管理します。
・チーフ作家
企画会議において番組全体の構成案を考えたり、方向修正などを番組の総合演出(チーフディレクターなど)と決めたり、下の作家の出した案をより良くコーディネートしたりする、いわゆるまとめ役です。番組の企画案も考えます。
・中堅作家(台本を書く役割)
主に総合演出と、チーフ作家がまとめた構成案を台本に落とし込みます。
番組の企画案も考えます。
・若手作家(色々諸用をこなす役割)
リサーチとしての仕事も多く、面白いネタを資料としてまとめたり、ADさんの電話リサーチを手伝ったりと、一番下っ端なので頼まれた事をやります。番組の企画案も考えます。
・リサーチャー(参加せず資料のみ提出の場合もあり)
予算のある番組の場合、リサーチ会社からリサーチャーを派遣してもらい、番組企画に関連する資料をまとめたり、電話やメールで取材のアポイントメントを取ったりします。
==以上本文より引用==
このように本文では放送作家に関する情報を詳しく説明しております。
その他にも
■放送作家の中の小カテゴリー
■知っておくと安心、放送作家になる6つの道と注意点
なども詳しく説明しており、特に「放送作家になる方法6つの道」と「その注意点」は必見です。