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    junkyotohaikyonohazamaniumekushunoinori haujeiisisiriizu (Japanese Edition)

    Por aguro tsutomu

    Sobre

     日本の歴史における悪魔的働きとは「教育勅語発布の翌年一月、キリスト教信者の第一高等中学校教員内村鑑三は、学校に下賜された教育勅語に対して礼拝をしなかったとの理由で、国粋主義者団体に攻撃され、教職を去った。

     また各地で『不敬』や神社の祭礼への不参加を理由とするキリスト教攻撃が続発した。…教育勅語の発布に続いて、全国の小学校に天皇、皇后の『御真影』が下賜された。1891年には、小学校令で、祝祭日における御真影への最敬礼、教育勅語奉読等の国家神道的儀礼がさだめられた。御真影は、事実上、国家神道の最高の礼拝対象であり神像であった。…

     1931年九月の満州事変の勃発を境に、国内の思想言論の統制は加速度的に強化され、…靖国神社では、『上海事変』等の戦没者を合祀する臨時大祭が挙行され、東京の各学校の学生生徒が、軍事教官に引率された参拝した。

     そのさい、カトリック系の上智大学では、一部の学生が信仰上の理由で参拝を拒否した。…軍との衝突は、大学の存立に関わる重大問題であったから、大学側は文部省に対し、神社は宗教か否かについて、確固たる解釈を出してほしいむね申請した。…神社がもし宗教であれば、教義上、礼拝することは許されない、というのが、申請の理由であった。…

     文部省は…正式見解を示した。神社参拝は、宗教行為ではなく教育上の行為であり、忠誠心の表現であるから、いかなる宗教上の理由によっても、参拝を拒否できないというのである。

     この文部次官回答によって、学校教育においてはもとより、全国民への神社参拝の強制が正当化されることになった。カトリックでは、神社は宗教ではないという理由で、信者の神社参拝を全面的に認め、国家神道と完全に妥協した。しかしプロテスタントでは、…教職者、信者による神宮、神社の参拝拒否事件が続発した。 」とある歴史的事実である 。

     これと同じ傾向を今日の右傾化の中にみるのである。

    【目次を見る】

    ① 御名を崇めさせたまえ
    ■ 序
    ■ 「御名を崇める」とは「御名を聖とする」
    ■ 「愛国心の表明」の名のもとに「日の丸掲揚、君が代斉唱、天皇崇拝、神社参拝」を強要
    ■ 明治政府の国家形成の焼き直し
    ■ 地の塩・世の光としての役割を果たしていく責任
    ■ 戦争協力に邁進、国家への忠誠を誇示
    ■ 朝鮮では神社参拝を拒否し、投獄され、殉教
    ■ 「主の御名を崇める」行為と「主の御名を汚し、辱める」行為

    ② 御国を来たらせたまえ
    ■ 「神の国」は旧約以来イスラエルの祈りの最大の主題
    ■ 「神の国」の福音はイエスの宣教の中心
    ■ 神の国とは神の王権、神の支配、神の権威
    ■ 戦前のキリスト者の大多数、国粋主義信奉の理由
    ■ 学校教育内容の右傾化により浸食-クリスチャンの意識・信仰内容も無意識のうちに変質
    ■ 愛国心の表明・国家の祭祀への参加としての神社参拝・天皇崇敬が教会に受け入れられる土壌づくり
    ■ 一般受けする美辞麗句に今後注ぎ込まれていく内容

    ③ 御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ
    ■ 永遠なる神の計画が時間的な私たちの世界に成就
    ■ 日本におけるキリスト教の歴史
    ■ 右傾化を目指す人々の最終目標としての憲法改訂
    ■ 右傾化の本質と霊的戦いの歴史についての無知
    ■ 「前文」の完全な変更と「憲法改訂手続き」修正の意味
    ■ 日本国憲法と大日本帝国憲法-主権の所在に大変動
    ■ 基本的人権獲得の戦いの遺産を反映する憲法

    ④ 我らの日用の糧を今日も与えたまえ
    ■ 「職」を取り上げられる恐怖の時代におけるうめきの祈り
    ■ 教職員が君が代斉唱の時に「踏み絵」を迫られている時代
    ■ いかなる犠牲を払っても内心の自由を売り渡してはいけない
    ■ 思想・信条の自由を奪われていた過去に対する強い批判
    ■ 天皇制国家、大日本国憲法が精神の自由にとって
    ■ 勅語への拝礼をしなかったことが問題となり
    ■ 再びそのような時代を来たらせてはならないとの強い反省
    ■ 日の丸・君が代を突破口にして目指しているもの
    ■ 愛国心の有無を問う「踏み絵」とされていく危険
    ■ 純粋な信仰をもって貞潔に生きることの意味

    ⑤ 我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ
    ■ 「現在」に関わる祈りと「過去」に関わる祈り
    ■ イエスへの女の愛が罪の赦しの条件なのか?
    ■ 悔い砕かれた女のイエスに対する信仰こそ
    ■ 『氷点』と『続・氷点』-「原罪」と「社会悪・戦争悪」
    ■ 戦前との連続性の中で自省する視点
    ■ 過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる
    ■ 改革派教会の戦争責任告白
    ■ 同時代の教会が犯した罪とあやまちへの共同の責任
    ■ 警告する見張りの務めを果たし得ず
    ■ 同じ罪に陥ることのないよう呼びかける
    ■ 正しい聖書解釈と聖書の濫用
    ■ 聖書を通して語られている教会の自律性の原則

    ⑥ 我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ
    ■ 「過去に犯した罪」と「将来に待ち構える罪」
    ■ 「囲みをといて逃がす」とか、「引きずり出す」の意味
    ■ 過去におけるサタンの働きとは…とある歴史的事実
    ■ 私たちの子孫が直面する「試練」と「誘惑」を視野に
    ■ あたかもサタンが牢から解き放たれていくかのごとく
    ■ 賛成しない者を顕在化させ、露見させる発言
    ■ 将来に待ち構える罪を視野に入れて権利を行使
    ■ 国旗への敬礼に関するバーネット判決
    ■ 意見の強制的な画一化は単に墓場の一致を達成
    ■ 課せられた憲法上の限界を超えて権限を行使する輩
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