リーキーガット症候群という言葉を聞いたことがありますか? リーキーガットは、直訳すれば”漏れる腸”、この聞き慣れない言葉は、実は私たちのとても身近にある症状で、程度の差こそあれ、現代日本人の70%がこの症状になっていると言われています。 これは、原因不明の不調やさまざまな慢性病、アレルギーなどの自己免疫疾患、ガンや糖尿病にもつながっていく見逃せない腸の病態です。まだ日本では医師さえもあまり分かっていないこのメカニズムを、本書ではあなたに分かりやすく解説して、その原因は何か、どのようにしたら正常な腸に戻せるかまでをお教えします。 体はすべてつながっており、体の指揮・運営を司っている中心器官が「腸」なのです。 腸を治せば、体全体が健康になるーーこれは、21世紀の常識となっていくでしょう。
本書には、そのためのノウハウを満載しており、あなたが自分自身の体と向き合い、医者に頼らずに自分の生活習慣を見直しながら自身を治すきっかけとなるはずです。
ー目次ー
はじめに
リーキーガットってなに?
小腸を理解する
腸内フローラについて
リーキーガット症候群が起こす症状・病気
リーキーガットになる原因
リーキーガットの陰にディスバイオーシスあり、ディスバイオーシスの陰にカンジダ菌あり
リーキーガット症候群のさまざまな診断
リーキーガットを治す
実際にリーキーガットを治していく -実践編-
プロバイオティクス
リーキーガットを治すサプリメント
抗酸化物質で酸化ダメージを減らす
デトックス:毒素をどう取り除いていくか
ローテーションダイエット
一生を通じての健康的食習慣
ストレスマネージメントでリーキーガットにならない
あとがき
参考文献
崎谷博征医師より (あとがきの抜粋)
私が現代医療に臨床医として携わって20年が経過しようとしています。医療の世界でもテクノロジーがこの数年間でも著しく発達してきました。しかし、ガン、自己免疫疾患、認知症などのいわゆる「慢性病」は減るどころか、増加の一途を辿っています。なぜ医療の発達にも関わらず、慢性病は増加しているのでしょうか?
その答えのひとつがこのトンプソン真理子さんの『リーキーガット症候群』にあますことなく綴られています。
いま、慢性病は慢性炎症の結果起こることが明らかにされています。
それであれば、全身のいたるところで慢性炎症を引き起こす「腸の透過性亢進」、つまり「リーキーガット」が慢性病の大きな原因になることは想像に難くありません。
これほどまでに現在までの研究と臨床結果を組み合わせると「クリアーカット(crystal clear)」な慢性病とリーキーガットの関係が日本ではまったく触れられていない事実に、私は4年前の当時、驚愕しました。そして、このことを早く伝えなければと、拙著のいくつかでも紹介いたしました。それでようやく、この4年の間にジワジワ「リーキーガット」という言葉が日本でも拡がってきた印象があります。
トンプソン真理子さんの『リーキーガット症候群』は、私がいままで見てきたなかで最も包括的で分かりやすい解説書になっています。まったく医学の知識のない方でも気軽に読める楽しい内容になっています。この本を読まれて、健康になった方は是非、慢性病でお悩みになっている親しい方にお勧めして頂ければと思います。
Rikigatto Shoukougun: anatano sonofuchou no genin wa chouno moreni atta (Japanese Edition)
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