関東大震災(1923/9/1)から一ヶ月以内に出された大阪毎日新聞社による震災被害写真集です
第一輯(1923/9/15)、第二輯(1923/10/1)を合わせて一つにしました
国会図書館所蔵本を復刻
=====================
はしがき
序文 大阪毎日新聞社
宮城二重橋前の亀裂 宮城前広場の避難民
火炎に包まれたる警視庁
日比谷交差点
警視庁官舎の猛火 焼け出された警視庁仮事務所 黒煙に包まれた内幸町 警視庁から避難さした予審被告人
日比谷附近の倒壊家屋 丸の内の火災 丸の内洋館街の避難者
猛火に包まれた丸の内 火を裂ける人で充ちた浅草
宮城前に避難した東京日日新聞編輯局
上野公園指して雲集する避難者(一日午後三時)
焼け残った浅草観音仲見世の惨状と十二階
救護班の活動
飛行機から見た東京の惨状
神田方面からニコライ教会堂を望む 焼け墜ちた万世橋停車場と広瀬中佐の銅像 猛火に追われて上野へと逃げる人々
東京上野停車場前の避難民
東京市内電車の残骸
浅草附近の惨状 合掌瞑目して祈念する避難者 日比谷附近の惨状
日本橋附近の焼跡( 左の建物は三越呉服店)
僅かに残骸を残せる米国大使館 倒壊した日比谷公園奏楽堂 和田倉門前の亀裂 帝国劇場の焔上
丸ノ内附近の焼跡
内外ビルディング(東京駅前) 焼死者を取巻く人々(東京)
日本橋区室町附近電車の残骸 吾妻橋附近 荷物自動車で活動する警官
宮城前に雲集した避難者(やや落付いて仮小舎を営むものもある)
芝増上寺山門(貼紙で居所を報らせ合う) 山内の避難者の掲示
列車の屋根に乗って東京を去る罹災民 川口町に集った避難者
燃えつつある横浜市(海上より)
横浜市平沼にあるスタンダードの貯油槽爆発 焦土と化した横浜市(遠方の黒煙は平沼のスタンダード油槽)
不思議に倒壊を免れた横浜開港五十年記念館の塔 横浜全市で残ったたった二つの建物(桜木町)右=海外渡航者身体検査所 左=中央職業紹介所
横浜港突堤入口の灯台(突堤は海中に陥没して見えず灯台も数尺陥没して傾いている 横浜税関前旧桟橋
小田原市街の全景
小田原町の惨状 負傷者運搬(小田原)
相州小田原の震源地へ急行の工兵隊 小田原十字町の惨状
箱根の惨害
富士紡績小山工場の惨状
竹林に逃げ込んで夜を明かす人々(東海道小山) 鐵管に難を避けた富士紡績の女工(小山)
沼津警察署前の人々 二階は無事な家(三島) 御殿場駅前のレールで夜を明かす避難民
国道の大亀裂(御殿場附近) 浜松駅で夜を明かす人々(九月一日午後十二時) 立往生の汽車に避難
大阪築港を埋めた罹災者の群
六日午前横浜から始めて大阪築港に着た「ろんどん丸」と避難者
大阪築港埠頭の大観 救援食料品を積み込んだ加茂丸の甲板
大阪毎日新聞社の義捐金・慰問袋受附とその荷造発送
大阪駅構内の雑踏(川口駅行第一列車)(三日午前九時五十四分) パン工場の大繁忙(大阪市)
第一輯奥付
帝都の焼跡を御巡視の摂政宮殿下(上野公園で後藤内相と湯浅警視総監から説明を聞召さる)
帝都の焼跡を御巡視の摂政宮殿下(日本橋を渡らせらる)
九月十五日帝都の焼跡を御巡視の摂政宮殿下(正面馬上が殿下)
山本内閣の叙任と辞令 参謀本部内の関東戒厳司令部
東京日日新聞社露台より見たる銀座方面の焼跡
鉄骨を残して焼失した永代橋(東京市)
国技館跡の麻布第三連隊第三大隊本部 深川区万年町附近 洲崎附近 本所区押上町附近
一部の焼失で災厄を免かれた日本銀行 三越呉服店の焼跡
食糧配給車を取り囲む罹災者
焼失した帝国大学図書館(七十万巻の貴重の蔵書も共に焼失)
救援電報の受付けを開始したる東京丸の内郵便局の混雑
飲料水の配給を待つ罹災者(深川区伊勢崎町附近)
やや整理された神田区須田町
上野公園美術学校内の松林で罹災者の子供四百余名を集めて開かれた野天の学校
路上に商品を列べた鍋釜屋 塵埃よけのマスク賣り 仮小屋の西洋料理店 銀座尾張町の西瓜店
浅草観音堂の床下住いの罹災者 浅草観音堂境内の食糧配給
バラックの建設を急ぎつつある日比谷公園と芝公園
日比谷公園内の避難小屋(東京)
工兵隊に依て修理中の厩橋と旧神田橋跡(東京)
亀井戸駅に於ける貨車の残骸 倒壊した龜井戸天神境内の石灯籠
芝浦に郵船を待つ避難者
大宮駅に殺到した避難者
野毛山より見た横浜市の惨状1
野毛山より見た横浜市の惨状2
飛行機から見た横浜市の一部と同埠頭
焦土と化した横浜山下町の避難者
焼け残った横浜駅の混雑
バラック内で報告聴取の野間口横須賀鎮守府司令長官 倒壊した横須賀鎮守府司令部
横須賀鎮守府軍需部裏の山崩れ(この下に百余名埋没) 壊滅したる横須賀市街
満目荒涼たる横須賀市の惨状(ガントリー・クレーンのみ巍然として聳ゆ)
山崩れのため埋没した横須賀市街の一部 焼失したる横須賀市街
無惨に破壊された浦賀ドック
鎌倉御用邸の倒壊
山門のみを残して倒壊した円覚寺 倒壊した建長寺(鎌倉)
地震のため一尺五寸落ち込んだ鎌倉の大仏
大磯附近に於ける列車の転覆
橋脚のみを残した馬入川の渡し場
津波に襲われて潰滅した伊東町(静岡県)
津波で市街の中央に押上げられた漁船(静岡県伊東町)
大阪毎日大阪朝日新聞社取扱の救恤品を積込む特務艦室戸(大阪築港)
第二輯奥付
Kanto Shinsai Gaho (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site