英語上達のカギは生活英語力です。
『外国語上達法』(千野栄一、岩波新書、1986)という本に、「外国語習得に必要なもの」として、次のようなものが挙げられています。
(A) 語彙 (B) 文法 (C) 学習書 (D) 教師 (E) 辞書 (F) 発音 (G) 会話 (H) レアリア(生活言語)
最後の「レアリア」が「生活英語」にあたるでしょう。そして、千野氏は「それは外国語の理解の際に、まるでかくし味のようにあとから効いてくるのである。」(p.193)と述べています。
本書では、アメリカやオーストラリアなど、英語圏での交通標識や看板、掲示板などの写真を使い、使われている表現の意味、文法、その背景や使い方などを学習していきます。
標識や看板は、見た瞬間にその意味が分からなければなりません。ですから、使われる単語も文法も初期レベルです。それなのに、私たち外国人には分からないことも多いのです。それこそが「生活英語力不足」だと言えるでしょう。
本書で、本場の生活英語に触れ、英語力に研きをかけましょう。
KONO KAMBAN NO IMI WAKARIMASUKA: KAMBAN YA HYOSHIKI KARA MANABU SEIKATSU EIGO (Nullarbor Press BOOKS) (Japanese Edition)
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