「ほう、信玄公を支えた伝説のくノ一衆と、西の大国・毛利家を支えた忍び衆が夫婦になるとは、世も面白いのう」
感心した様に如水が呟く。
「偶然でございました。私が結に出会ったのも、結らと敵に囲まれあわやと言う時に、野助どのが現れ見る間に敵を打ち倒したのも」
蓮が補足する。
「偶然も運のうち、蓮様は強い運を持っておられると言う事じゃな」
「はい、その時の野助どのは、乞食も除けて通るほどの身なりで、横の地蔵堂で寝ているのにうるさくて邪魔だ。と言って、敵を打ち倒すと、我らなど鼻にも掛けずにお堂に戻りました」
「うむ、野助も無残な目に遭ったからのう・・」
目にも止まらぬ速さで礫を撃つ「霞の野助」が、くノ一頭・結と共に、名門・長沢松平の蓮姫を助けて、福知山城下に忍の村を作る・・・・
kasuminoyasuke: hagureninnjya (Japanese Edition)
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