SHINING GIRL: Endless Cycle of Rebirth and Magic Dragon (Japanese Edition)

架空映画シナリオ。
「私たち前世では家族でした！。」少女のその言葉にたじろぐ夫、息子と娘。母は10才で小学四年生、父で17才高校二年生、兄46才で冴えない中年男、娘は戦前生まれって！こんな家族ってアリ?。

滑稽で楽しく騒がしく、ちょっと変で愛すべき物語。本書はシナリオ形式で書かれています。

【あらすじ】
「過去はいつでも新しく、未来はとても懐かしく
移ろい征くものすべては永遠の比喩」

小学生の一ノ瀬凛は自分でも意識しない不思議な能力の持ち主だった。
ある日街の古道具で古いゼロ戦のモックを見かけたのだか、どうしてもそのゼロ戦の存在がきになって仕方ない。
その後見かけたくたびれた中年サラリーマンも気になって仕方ない。
凛のイメージの中ではどうやらこのサラリーマンは前世での自分の子供であり、あのゼロ戦と何らか関係がありそうだと・・・。

実際の凛の家庭は離婚が決まり、父親に引き取られ東北の田舎へ引っ越す事が決まっている凛。その転校した先の小学校でまた不思議な事が次々と起こり、そして東京で見かけたあのくたびれたサラリーマンと再び再会、そしてそこへ老婆と17才の高校生も現れ・・・。

前世と現世を越えた記憶が交差する、哀しみを乗り越えようとするとき記憶の幻獣龍が現れ、そして4人の運命は？。