【本書はKindleでのみ販売しております】
最終更新日2017年3月17日
(第2版です。よりわかりやすい説明を追加し、また初版で見つかった誤植を修正するために、更新しました。)
【内容紹介】
本書は簿記2級商業簿記の解説テキスト&個別問題集です。
昨今の平成30年度までの出題範囲改定すべてに対応しています。
簿記2級商業簿記で学習する内容を、ホントに詳細に解説しています。 従来の簿記検定テキストとは質も量も明らかに全く異なります。
例題、確認問題の数も豊富です。
本書のみで、合格レベルの知識が『しっかり』身につきます。
メインテキストとしてのご使用はもちろんのこと、サブテキスト・参考書や辞書代わりとしてのご使用でも重宝すると思います。
そして、大好評いただいております前著ベストセラー本「ホントにゼロからの簿記3級」と同様、
すべて簡単な数値例・暗算で解ける確認問題にしてありますので電卓は不要です。
タブレットだけで学習できますので、コーヒーショップや電車の中や電卓使用禁止の図書館などでも気楽に学習できます。
本書は
「なぜそうなるのか・なぜああならないのか」「なぜその仕訳が必要なのか」「その仕訳はどういう意味なのか」
の理論・理屈がしっかり書かれたテキストです。
本書の説明は本質をつく内容です。 これが本書の最大の特徴です。
(ためしに下記の質問をご参照ください)
本書は、簿記2級初学者の方でも読めるように易しく噛み砕いて書かれてあります。
簿記3級を一通り学習したことのある方であれば読める内容です。
しかし注意点があります。
「とりあえず全体像を見たい」「仕訳を要領よく機械的に覚えて合格すればいい」という方にはまったく向いていません。
「じっくり考えて、納得したうえで仕訳したい」という方には最適なテキストです。
【例えば、本書で学習すると以下のような本質をつく質問にも答えられるようになります(一例です)】
・「商品評価損」はあるのに「商品評価益」がないのはなぜでしょうか?売買目的有価証券の時価評価とはどう違うのでしょうか?
・三分法で期末に「仕入/繰越商品 繰越商品/仕入」と仕訳するのはなぜでしょうか?分記法や売上原価対立法では決算整理仕訳をしないのはなぜでしょうか?
・債券について償却原価法を適用するときの条件である「金利の調整」とはどういう意味でしょうか?
・「その他有価証券」に分類された債券に時価がある場合、償却原価法を行うのでしょうか?それとも時価評価するのでしょうか?
・固定資産売却損は「特別」損失です。ということは使い終わったパソコンや自動車(これらは固定資産です)を売却することは特別なことなのでしょうか?
・アパートの賃貸はリース取引ではないのでしょうか?(「支払家賃」or「支払リース料」?)
・リース会社は業種としては何業に分類されるのでしょうか?
・「準備金を積み立てる」「利益剰余金を財源として配当する」。ということは準備金や剰余金はお金なのでしょうか?
・被合併会社の資産・負債を時価で引き継ぎますが、これは売買目的有価証券の時価評価と同じ理屈なのでしょうか?
・圧縮記帳を行うと税金が安くなるのでしょうか?
・圧縮記帳を行ったために税金が高くなるケースは、絶対にないのでしょうか?
・先物為替相場は自由に決めていいものなのでしょうか?為替予約は誰と締結するものなのでしょうか?
・税効果会計はなぜ必要なのでしょうか?
よく「税引前当期純利益と法人税等を対応させるため」という説明がなされますが、ではそもそもなぜ対応させる必要があるのでしょうか?
また、税効果会計を適用しているはずの企業のP/Lを見てみると、「対応」していないように見えるのはなぜでしょうか?
・税効果会計を適用すると税金が安くなったり高くなったりするのでしょうか?
・200%定率法を会計上の償却計算に使うのは、スバラシイことなのでしょうか?(そういった観点で学習しましたでしょうか?)
・アップストリームの場合の“消去した未実現利益のうち非支配株主の持分に相当する部分を非支配株主に負担させる”理由は何でしょうか?
・子会社が配当金を支払うと、「非支配株主持分」が減少するのはなぜでしょうか?
またこのほか経理・経営的なオハナシも書かれています。たとえば
・公認会計士と税理士、どう違うのでしょうか?
・ほとんどの中小企業は、子会社があっても連結決算しません。なぜでしょうか?
こういった簿記2級の仕訳の本質と、それに関連したビジネスのことも書かれています。
※理解を促すために、随所に表や図を用いていますので、スマホなど小さい画面の端末では読みづらい箇所もあると思います。ご了承ください。
【目次】
はじめに
第1章 2級での大前提① 株式会社とは
第2章 2級での大前提② B/SとP/Lの様式
第3章 預金
第4章 商品
第5章 手形・電子記録債権
第6章 有形固定資産
第7章 割賦・クレジット
第8章 リース
第9章 サービス業・製造業の会計
第10章 無形固定資産
第11章 有価証券
第12章 貸倒引当金
第13章 引当金概論
第14章 株式の発行
第15章 剰余金の配当と処分
第16章 外貨建取引と為替予約
第17章 消費税
第18章 法人税等
第19章 圧縮記帳
第20章 税効果会計
第21章 財務諸表
第22章 本支店会計
第23章 合併
第24章 連結会計(支配獲得日)
第25章 連結会計(支配獲得日後)
第26章 伝票 ・現金・消耗品
第27章 3つの決算書と会計監査
おわりに
【著者紹介】
修士課程修了 米国公認会計士 公認内部監査人試験合格
学部生時代は主に管理会計、大学院生時代は主に財務会計を専攻。
大学院生時代に米国公認会計士試験合格(データがないので断言はできませんが、当時の日本人最年少合格ではないかと思われます)。
職歴:
日米両市場に上場している日本企業に入社し、経理部に配属。単体決算や入金管理業務を担当。
国内大手監査法人に入所(国際部門に配属)。外資系企業を中心に、様々な業界の様々な規模の会社の会計監査・内部統制コンサルティングを担当。監査の他、新人研修の講師なども経験。
とくに内部統制コンサルティングは、監査法人内でもパイオニア的なチームに所属し、その後監査法人内で会計士への指導も経験。US-SOX適用初年度からチームの中心メンバーとして携わる。
その後、フリーランスの経理・内部統制コンサルタントとして独立。J-SOX初年度に複数の会社を事実上1人~2人だけで担当し、成功に導く。同時に大規模な経費削減提案も行い成功させる。
現在、国内企業の事務部門統括責任者。経理、人事、総務などに携わる。
最終更新日2017年3月17日
(第2版です。よりわかりやすい説明を追加し、また初版で見つかった誤植を修正するために、更新しました。)
【内容紹介】
本書は簿記2級商業簿記の解説テキスト&個別問題集です。
昨今の平成30年度までの出題範囲改定すべてに対応しています。
簿記2級商業簿記で学習する内容を、ホントに詳細に解説しています。 従来の簿記検定テキストとは質も量も明らかに全く異なります。
例題、確認問題の数も豊富です。
本書のみで、合格レベルの知識が『しっかり』身につきます。
メインテキストとしてのご使用はもちろんのこと、サブテキスト・参考書や辞書代わりとしてのご使用でも重宝すると思います。
そして、大好評いただいております前著ベストセラー本「ホントにゼロからの簿記3級」と同様、
すべて簡単な数値例・暗算で解ける確認問題にしてありますので電卓は不要です。
タブレットだけで学習できますので、コーヒーショップや電車の中や電卓使用禁止の図書館などでも気楽に学習できます。
本書は
「なぜそうなるのか・なぜああならないのか」「なぜその仕訳が必要なのか」「その仕訳はどういう意味なのか」
の理論・理屈がしっかり書かれたテキストです。
本書の説明は本質をつく内容です。 これが本書の最大の特徴です。
(ためしに下記の質問をご参照ください)
本書は、簿記2級初学者の方でも読めるように易しく噛み砕いて書かれてあります。
簿記3級を一通り学習したことのある方であれば読める内容です。
しかし注意点があります。
「とりあえず全体像を見たい」「仕訳を要領よく機械的に覚えて合格すればいい」という方にはまったく向いていません。
「じっくり考えて、納得したうえで仕訳したい」という方には最適なテキストです。
【例えば、本書で学習すると以下のような本質をつく質問にも答えられるようになります(一例です)】
・「商品評価損」はあるのに「商品評価益」がないのはなぜでしょうか?売買目的有価証券の時価評価とはどう違うのでしょうか?
・三分法で期末に「仕入/繰越商品 繰越商品/仕入」と仕訳するのはなぜでしょうか?分記法や売上原価対立法では決算整理仕訳をしないのはなぜでしょうか?
・債券について償却原価法を適用するときの条件である「金利の調整」とはどういう意味でしょうか?
・「その他有価証券」に分類された債券に時価がある場合、償却原価法を行うのでしょうか?それとも時価評価するのでしょうか?
・固定資産売却損は「特別」損失です。ということは使い終わったパソコンや自動車(これらは固定資産です)を売却することは特別なことなのでしょうか?
・アパートの賃貸はリース取引ではないのでしょうか?(「支払家賃」or「支払リース料」?)
・リース会社は業種としては何業に分類されるのでしょうか?
・「準備金を積み立てる」「利益剰余金を財源として配当する」。ということは準備金や剰余金はお金なのでしょうか?
・被合併会社の資産・負債を時価で引き継ぎますが、これは売買目的有価証券の時価評価と同じ理屈なのでしょうか?
・圧縮記帳を行うと税金が安くなるのでしょうか?
・圧縮記帳を行ったために税金が高くなるケースは、絶対にないのでしょうか?
・先物為替相場は自由に決めていいものなのでしょうか?為替予約は誰と締結するものなのでしょうか?
・税効果会計はなぜ必要なのでしょうか?
よく「税引前当期純利益と法人税等を対応させるため」という説明がなされますが、ではそもそもなぜ対応させる必要があるのでしょうか?
また、税効果会計を適用しているはずの企業のP/Lを見てみると、「対応」していないように見えるのはなぜでしょうか?
・税効果会計を適用すると税金が安くなったり高くなったりするのでしょうか?
・200%定率法を会計上の償却計算に使うのは、スバラシイことなのでしょうか?(そういった観点で学習しましたでしょうか?)
・アップストリームの場合の“消去した未実現利益のうち非支配株主の持分に相当する部分を非支配株主に負担させる”理由は何でしょうか?
・子会社が配当金を支払うと、「非支配株主持分」が減少するのはなぜでしょうか?
またこのほか経理・経営的なオハナシも書かれています。たとえば
・公認会計士と税理士、どう違うのでしょうか?
・ほとんどの中小企業は、子会社があっても連結決算しません。なぜでしょうか?
こういった簿記2級の仕訳の本質と、それに関連したビジネスのことも書かれています。
※理解を促すために、随所に表や図を用いていますので、スマホなど小さい画面の端末では読みづらい箇所もあると思います。ご了承ください。
【目次】
はじめに
第1章 2級での大前提① 株式会社とは
第2章 2級での大前提② B/SとP/Lの様式
第3章 預金
第4章 商品
第5章 手形・電子記録債権
第6章 有形固定資産
第7章 割賦・クレジット
第8章 リース
第9章 サービス業・製造業の会計
第10章 無形固定資産
第11章 有価証券
第12章 貸倒引当金
第13章 引当金概論
第14章 株式の発行
第15章 剰余金の配当と処分
第16章 外貨建取引と為替予約
第17章 消費税
第18章 法人税等
第19章 圧縮記帳
第20章 税効果会計
第21章 財務諸表
第22章 本支店会計
第23章 合併
第24章 連結会計(支配獲得日)
第25章 連結会計(支配獲得日後)
第26章 伝票 ・現金・消耗品
第27章 3つの決算書と会計監査
おわりに
【著者紹介】
修士課程修了 米国公認会計士 公認内部監査人試験合格
学部生時代は主に管理会計、大学院生時代は主に財務会計を専攻。
大学院生時代に米国公認会計士試験合格(データがないので断言はできませんが、当時の日本人最年少合格ではないかと思われます)。
職歴:
日米両市場に上場している日本企業に入社し、経理部に配属。単体決算や入金管理業務を担当。
国内大手監査法人に入所(国際部門に配属)。外資系企業を中心に、様々な業界の様々な規模の会社の会計監査・内部統制コンサルティングを担当。監査の他、新人研修の講師なども経験。
とくに内部統制コンサルティングは、監査法人内でもパイオニア的なチームに所属し、その後監査法人内で会計士への指導も経験。US-SOX適用初年度からチームの中心メンバーとして携わる。
その後、フリーランスの経理・内部統制コンサルタントとして独立。J-SOX初年度に複数の会社を事実上1人~2人だけで担当し、成功に導く。同時に大規模な経費削減提案も行い成功させる。
現在、国内企業の事務部門統括責任者。経理、人事、総務などに携わる。