moushin: megabanku no shuutai (Japanese Edition)

３０数社の金融機関から総額１４０億円を奪い取った大型詐欺事件。大阪で起こった。その手口は、マスコミ報道を利用し、バブル崩壊後の復活を目指す金融マンを軒並み騙した。あるメガバンクも犠牲になった。その会社と新規取引を開始した支店長は役員に、取引撤退を実行した支店長は出向となった。つまり、その事件は大きな問題ともならずメガバンクが誕生する混乱の中で水面下で処理がされ闇夜に葬られた。全ては税金の無駄遣いに終わった。エリート集団と言われる金融界で日常的に繰り返される出来事であり、常に変わらない旧態依然とした銀行の体質が今日も続いている。