日本人として初めて帝国大学哲学教授となった明治の哲学者・井上哲次郎による講演録。空海と真言密教の基本思想を、天台仏教、バラモン教、儒教、キリスト教、ギリシア哲学などとの比較を通してわかりやすく解き明かします。和漢洋の思想に通じ、東西哲学の融合に努めた井上の論点は明快で、面目躍如たるものがあります。
編集に際しては、古い言い回しを現代的に改めるほか、漢文の引用なども現代語に訳しています。
Philosophy of Kukai and the Tantric Buddhism: In Comparison with the Tendai Buddhism and Confucianism and Christianity (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site