評論「真田幸村VS徳川家康 なぜ司馬遼太郎は幸村贔屓でアンチ家康だったのか?」
土居豊 著
【内容】
講談に語り継がれた真田幸村と十勇士の伝説を考察し、司馬遼太郎の描く幸村像・徳川家康像と、山岡荘八『徳川家康』、池波正太郎『真田太平記』を比較します。
池波正太郎『真田太平記』を代表格として、歴史小説や忍者小説、伝奇小説には「真田もの」というジャンルがあります。ゲームやミュージカルなどでも人気の「真田十勇士」。大坂の陣ののち「日本一のつわもの」と評された真田幸村。大阪人はなぜ幸村が好きなのでしょう? 江戸期には豊臣家滅亡を悼んで秀頼脱出伝説まで語り継がれました。大阪気質の特徴である判官贔屓について考えます。
一方、二人の国民作家・司馬遼太郎と山岡荘八は、大坂の陣について全く対照的な描き方をしました。司馬遼太郎が描く悪役としての家康像は、現代大阪の「東京嫌い」にも通じます。司馬遼太郎が歴史小説で描いた「長いものに巻かれろ」的な日本人の性質をみていきましょう。
本書の内容は、2016年、大阪府羽曳野市と和泉市でほぼ同時期に並行して担当していた「真田幸村講座」の講義内容を元にしています。現地講座として歴史文学散歩を実施し、幸村と大坂の陣ゆかりの地をめぐりました。現地の写真を多数掲載した歴史文学散歩についても収録します。
Sanadayukimura vs tokugawaieyasu naze shibaryotaro wa yukimurabiiki de anchiieyasu dattanoka (doiyutaka) (Japanese Edition)
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