<ご案内>
この作品は、歴史小説「佐橋ノ荘」を旧字・旧かなづかいに書き改めたものです。作品の内容は、現代語版の「佐橋ノ荘」と同じです。
<あらすじ>
鎌倉時代、越後の「佐橋ノ荘」の地頭が、父の死によつて弟と相続を争ふ。
幕府の公正な裁きを求め、地頭はひとり息子を伴ひ、はるか鎌倉の都へ旅にでた。
ときの実力者、北條時頼は武士道を重んじ、流鏑馬で勝負をつけるやう兄弟に命じる。
苛烈な武道にとまどふ心優しい息子は、禅道に励む。自由奔放な巫女に導かれて、
やうやく武士として身を立てる道をつかみかけるのだが…
いかに死に、いかに生かすか。武士の道と生死の悟りを極めようとする父子の葛藤を描く。
折々の花、相模の海、富士の高嶺。いまも変はらない風物と鎌倉びとが織りなす歴史物語。
The Tale of Sahashi no Sho written in the old character form (Japanese Edition)
Sobre
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