本書は著者が14才にして真実の愛に目覚めた際の体験談を、物語形式で書いたものです。
実話だというのに次から次へと立て続けに事件が起こり、まるでドラマか何かのような展開がくりひろげられます。
14才の主人公は自分と仲がいい同級生のミドに恋をしていて、その思いをミドに伝えます。
でもミドは、主人公のことが「二番目に好き」なのだと答えます。
ミドは主人公とも親しいジローのことを「一番目に好き」だったからです。
ちなみにジローは、女子たちの間で人気の的でした。
しかしジローは、その時点では自分に対するミドの気持ちは知らずにいたようです。
彼らが全て中学の二年生だった冬、そんな主人公とミドとジローの三人が合唱部に集結しました。
彼らがかよっていた中学の合唱部は「全国で数位以内」という実績を誇っていたのです。
その合唱部は一年間に二つの大きなコンクールに出るのを、最大の活動としています。
しかし主人公とミドとジローが三人とも所属するようになった合唱部は、立て続けに二つのコンクールでライヴァル校に敗れてしまいます。
起死回生の策として主人公たちは卒業前の最後のコンクールで、高校生でさえ歌いこなすのが難しいとされていた難曲を演奏することにします。
しかし顧問の教師のちょっとした気まぐれが原因で、それまで互いに仲がよかった主人公とミドとジローの三人の関係に大きな変化が生じてしまいました。
さらにその変化は、ジローに憧れている女子が多い合唱部の全体の雰囲気をもおかしくしてしまいます。
そして、大切な人の死までもが続いて……
はたして主人公たちは、中学の卒業を目前にした最後のコンクールで納得のいく結果を出せるのでしょうか。
そして、その後に控えている高校の入学試験を乗り切ることができるのでしょうか。
本書ではそんな波乱万丈の日々の中、主人公が真実の愛に目覚めた経緯が描かれるのです。
14 sai no Koi to Sayonara: Dramatic na Ren-ai Jitsuwa (Japanese Edition)
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