まえがきより
著者が2013年に出版したKindle本「家を買ったらこうなった」では、不動産の選び方と買うタイミングについて解説した。
同著の中で、買って良い時期について、著者はこう書いている。
「おそらくは消費税が8%~10%に上がった直後の2015年~2016年であろう。」
少なくとも2014年は買いのタイミングではないことを示唆していたわけであるが、昨今、「2014年物の不動産だけは絶対に買ってはならない」と確信するようになった。
特に危険なのはマンションである。
かつて、マンションの耐震偽造が社会問題化した時期があった。約10年前のことである。
この事件は、以下の3つの要素が揃った結果、発生したものと言える。
①安価で広い物件を提供して販売戸数を伸ばし、利益を出そうとした無責任なデベロッパー
②そのデベロッパーの依頼で「経済設計」と称する、耐震性能を偽った設計を行った建築士
③その建築士の耐震偽造を見抜けなかった(見抜かなかった?) 民間の検査機関
震度5程度の地震でも倒壊する、それらの「殺人マンション」は、問題発覚後、ただちに取り壊され、2011年の東日本大震災での倒壊を免れたのは不幸中の幸いであった。
もし、耐震偽造が発覚していなければ、建物倒壊による犠牲者は一人や二人ではなかったはずである。
その教訓として、今後は上記の「耐震偽装の3要素」が再び揃う確率は低いだろう。
しかし、別の形で同様の事件が起きない保証はない。
そして、もし起きるとすれば、それは2014年であるような気がしてならない。
5年後か10年後か分からないが、「2014年築のマンションは危ない」「工期に時間がかかる大規模マンションの場合は2015年築も危ない」と中古市場で敬遠される事態も十分に予測できる。
前著では、相場の買い時として「2014年は買いのタイミングではない」と指摘したわけであるが、本著では、「2014年に分譲もしくは建築中の物件は、絶対に買ってはならない」という理由を解説していきたい。
2014NenniMansionWokattewaikenai5tsunoriyu (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site