アイヌタイムズ 2017年(平成29年)3月21日 火曜日 第66号
目次
ニセウ/Nisew
アイヌ語入力プログラム オルㇱペ/Ainugo-Nyuuryoku-Puroguramu oruspe
フシコ ギター/Husko guitar
サマニ コタヌン イリワク オルシペ/Samani kotan un irwak oruspe
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アイヌ語ペンクラブについて
二風谷の萱野志朗氏が「1つの独立した言語であるアイヌ語による初めての新聞を作ろう」と有志に呼びかけ、1996年秋にアイヌ語ペンクラブが結成されました。初代会長は萱野志朗氏、その後1998年春に、千歳の野本久栄氏が会長になりました。事務局長は萱野志朗氏です。アイヌ語ペンクラブは、年会費 と購読料収入のみにより運営されていて、編集会議が年に四回、総会が年に一回行われています。
アイヌタイムズは、そのアイヌ語ペンクラブが3ヶ月に一度(ただし近年は年に2~3号)発行している、日本で唯一のアイヌ語だけの新聞です。創刊は1997年3月。新聞といっても、各号12ページほどです。記事には、ペンクラブ会員の原稿と、一般読者からの投稿原稿があります。話題も自由で、四季折々の話からインターネットの話題まで雑多な内容です。アイヌタイムズの編集責任者は浜田隆史です。
アイヌタイムズの本文は、アイヌ語カナ表記とローマ字表記を併用し、ローマ字には必要に応じて例外アクセント表記も付けています。日常会話があまり頻繁に行われていないアイヌ語の現状を考えれば、試行錯誤的な表現が多くなるのはしかたのないことです。編集部としては、もっと多くの人の力を借りながら、アイヌタイムズをよりよい方向に改善していきたいです。また、いつかこのような試みが一般にも広まっていけばいいと思います。
なお、第4号からは、アイヌタイム ズ購読者の中の希望者だけに、アイヌタイムズ本紙の日本語訳を収めた「アイヌタイムズ日本語版」を、3ヶ月遅れで別に発行しています。
なお、「全記事の見出し一覧」については、浜田編集長のページ
http://www.geocities.jp/otarunay/taimuzu.html#all
に記載しておりますので、ご覧ください。
それから、アイヌタイムズ投稿文のサンプルとして、横山会員が投稿したものがウェブ公開してますので、ご参照ください。
http://www.geocities.jp/aynuitak/ATkana_utf-8.htm
「全記事の見出し一覧」をご覧になるとお分かりと思いますが、アイヌタイムズは、題材は自由ですので、この他にも色々な記事があります。
また、読者からの投稿も募集しています。奮ってご参加ください。
Ainu Times 66 (Japanese Edition)
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