akuma no tebiki: tanpenshiyoseturensaidai4kaihaihonshikake akuma no tebiki shirise (tanpen shiyosetu) (Japanese Edition)

小さな脳細胞を駆使して、今や大自然を制覇したような思考回路を備えてしまった現代人の群れ。
しかし、そんな小さな且つ傲慢な人間に対し大自然は容赦なく襲いかかってくる。
刹那的な「文明開化」でイメージ力が鈍化し、結果として、のぼせ上がってしまった。これが、如何に滑稽であるかを見せつけている。
自然は巨大で人智の及ばない神秘的存在であり、それに対し、雑魚の如き人類の力など無に等しい。
この短編は、何でも出来ると思い上がった愚かな人類のおかしさを比喩したものである。