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    arafifuzyosshi kigyouhenotyousen: gakeltupuciol fpdefuriiransuninaru (Japanese Edition)

    Por Tomo

    Sobre

    崖っぷちOLの七転び八起きの奮闘記
    彼女はフリーランスから女性起業家になれるか!?
    ≪はじめに≫

    独立まではいかず、「フリーランス」「フリーター」「失業中」・・・で仕事をしている様々な言われ方をする。
    彼女は社会保険労務士の資格を取得したら独立しようと、非正規社員で仕事をしながら受験勉強など準備を進めていた。
    しかし、試験に合格しないまま、2016年8月、フリーランスのファイナンシャル・プランナーとして仕事を始めざるを得なかった。彼女もこのタイミングで起業の準備をしながらフリーランスで仕事を始めるとは想像していなかっただろう。

    昔ながらのゲームで皆さんもおなじみの『人生ゲーム』がある。ご存知の通り、一人で遊んでもちっとも面白くないゲームだ。彼女の人生を例えると『人生ゲーム』を一人でやっているようだ。
    まだ20代の頃は、お勤めして5年くらいしたら結婚して、子育てして・・・と彼女もそうなるものだと思っていた。この年まで独りでいると、「独身貴族は気楽でいい」とか「高望みしている」など色々なことを言われる。彼女も好きで独りでいるわけではない。ご縁がなかった。結婚できなかった。おまけに非正規社員で働きつづけて、独身女性には市民権がないのかと思うくらい肩身の狭い思いをしている。同じような境遇の先輩とは「世の中の隅っこのほうで生きてくしかないんだよね・・・」そんな会話が日常だ。
    しかし、彼女はそれも自分が決めて歩んできた道だと言う。自分の置かれた状況を嘆くだけで何もしないのは嫌だと言う。彼女らしい。
    初めて会社を辞めて以降今日まで、正規社員として働くチャンスは巡ってこなかった。彼女自身もダメダメぶりに、今でも自問自答し悩んだり笑ったりしている。そのたびに「もうダメ、嫌だ、やめる…」と言いながら、ゾンビのように起き上がる。
    非正規社員として働きながら正規社員での仕事を探すことがライフワークとなってしまうのか?と思った時、ふとこれも働き方の一つの方法だと考えようと思えるようになったのは、まだ最近のことである。
    金融機関の事務職から始まった社会人生活。長年の事務職経験が彼女の仕事のスキルだ。これをスキルアップして、期限付きの仕事でも転々として続けていけていくことが、自分らしい働き方かもしれないと発想の転換をしてみたのだ。
    そう思うとすぐ生活していけるかどうかは別として、今もっている資格で起業するなんて勇気も湧いてきたのだ。ダメだったらやり直せばいい。もう失くすものもないし、残りの人生開き直って悔いのないよう生きたい。
    そして一念発起、フリーランスのファイナンシャル・プランナーとして仕事を始めたのだ。いつも失敗してグチグチばかりで、気がつくと起き上がっている。彼女のどこにこんなパワーが残っているのだろうと思う。
    学生時代に読んだモーパッサンの『女の一生』。こんな人生は嫌だと思ったという。今の彼女の原点はこのあたりにありそうだ。
    彼女はまだまだ巨大迷路の中。迷路に入り込み出口を模索している彼女の体験やこれからもチャレンジしていく姿が、同世代アラフィフ女子の方々はもちろんのこと、これから様々な可能性にチャレンジしていくだろう若い世代の方々にも、チャレンジ人生のヒントにしていただければ嬉しく思う。

    目次 

    ≪はじめに≫

    序章
    ●彼女の社会人デビュー・・・そして女性の働き方について思うこと
    ●土井たか子氏のマドンナ旋風・・・元気な女性たち
    ●女性が働く世の中になって・・・

    第1章 バブルの10年と失われた20年
    ●30年前…1987年-彼女の社会人生活のスタートと信用金庫でのOL生活
    ●20年前…1997年-大手證券会社自主廃業の年
    ●10年前…2007年-リーマン・ショック
    ●5 年前…2011年-東日本大震災
    ●現在・・・2016年-フリーランスのFPとしての出発

    第2章 転機・・・必ずある転機
    ●信用金庫のお兄さんに救われた就職
    ●社会人生活のスタート・・・そして14年の歳月
    ●初めて部下を持つ
    ●父親の死
    ●簿記検定受験・・・そして再就職を目指す!

    最終章 今ある選択肢の中で働く…起業に挑戦!
    ●彼女の選択
    ●会うたび違う状況に置かれていた彼女
    ●また訪れた「まさか・・・」
    ●不思議な職場で変わった経験・・・そしてきたきた「まさかのまさか!」
    ●何が正解かは自分自身の中にある

    ≪おわりに≫
    ☆著者プロフィール☆

    著者:とも

    短大卒業後、信用金庫に入庫14年間勤務後、家族の病気をきっかけに自身の人生について考え直したいと思い退職。
    私自身の信用は会社の後ろ盾があったからだと痛感する。
    家族の病気看病の甲斐なく他界後、金融機関(証券会社・地方銀行・都市銀行)及び地元一般企業(総務・経理関係)にて契約社員、派遣社員等非正規雇用で仕事を続ける。
    その間、簿記、AFP(信用金庫で3級取得)及び2級ファイナンシャル・プランニング技能士、第二種証券外務員など仕事に就くために必要な資格を取得し職務に活かしてきたが、2016年7月末契約更新できず、フリーのFPとなり、独立を目指し活動中!!
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