【解説】
若山牧水は、酒と旅を愛した歌人です。全国を旅し、清澄流麗な中に一脈の哀愁を秘めた歌を作ると共に、独特の紀行文や随筆の類をもかなり多く書いています。
ここでは、22の随筆作品を収録しています。
【収録作品】
河豚
浪と蛸とヂンの酒
秋乱題
物置の二階
立秋雑記
線路のそば
酒と小鳥
おもひでの記(小編15編)
子供の入學…
香貫山
土を愛する村
虻と蟻と蝉と
なまけ者と雨
夏のよろこび
歌と宗教
草畦の話、旅の話
枯野の旅
自然の息自然の聲
空想と願望
束京の郊外を想ふ
海邊八月
姉への手紙
夏を愛する言葉
火を焚く
家のめぐり
たべものの木
鴉と正覺坊
沼津千本松原
夢
庭さきの森の春
【お薦め】
若山牧水の随筆集としては、別途、『【復刻版】若山牧水の「旅とふるさと」-21の随筆と旅の歌』(原本は新潮文庫)を発行しています。
また、歌集としては、『日本の名短歌・句集(第2集)―若山牧水、古泉千樫、芥川龍之介』で、「別離(上)」を収録しているほか、上記の『旅とふるさと』
に、旅の歌がまとめて収録されています。
BokusuiZuihitsu (KyorinsyaBunko) (Japanese Edition)
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