日本バートランド・ラッセル協会によって,1965年5月(創刊号)から1975年5月(第23号)まで発行された会報の第19号です。
本号には吉田夏彦氏による巻頭言(「議論について」),日高一輝によるラッセル研究会での発表(「ラッセルの恋愛と結婚」)の要旨(ただしかなり詳細なもの),牧野力氏によるラッセルの著書(『武器なき勝利』)の解題及び,カナダのマクマスター大学ラッセル文書館の館報の内容紹介が収録されています。
日高氏の「ラッセルの恋愛と結婚」は,『ラッセル自叙伝』(理想社刊の邦訳書で全3巻)全体からひろったものであり,4度の結婚,それ以外の数回の恋愛事件について,ことの成り行き及び破綻(ただし4度めの Edith Finch との結婚はうまくいき死ぬまで成就)の原因などについて,詳細に,要領よくまとめられています。多くの読者にとって興味深い内容だろうと思います。ただし,ラッセルが生涯最も愛したオットリン・モレルとの恋愛については,『ラッセル自叙伝』に書かれていない事実がかなりあります。それについてはミランダ・シーモア(著)『オットリン・モレル,破天荒な生涯-ある英国貴婦人の肖像』(彩流社、2012年7月刊)に詳細に記載されており,ご一読をお薦めしますが,何分700ページ以上の大冊ですので,次のページに,参考になりそうなところを抜書きしておきました。参考にしていただければ幸いです。
★『オットリン,ある貴婦人の破天荒な生涯』からの抜き書き
http://russell-j.com/cool/kankei-bunken_shokai2013.html#br2013-3
Bulletin of The Bertrand Russell Society in Japan 19 (Japanese Edition)
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