Change (Japanese Edition)

言語:バイリンガル版, 英語および日本語

対象読者
企業家および女性。特に、現状抱えている問題点を見つめ直し、自らを解放しようとしている日本女性。

序文

「このエッセイをすべての日本人女性に捧げたい。２１世紀における日本のビジネスの男性優位という考えに居心地の悪さを感じている女性のためにである。決して日本社会を変えようと意図するものではない。私のエッセイが現状を克服し、光を見出し、縛られているものから自らを解き放ち、愛する家族、友達しいては自らの幸福を築くために本書が役立つことを願うばかりである。」


変化: 2 1世紀の日本ビジネス界における
日本女性のための道徳論

内容
1. 繁栄をもう一度: 
繁栄をもう一度
足かせを脱ぎ捨てよう:
I.人生のリーダーは自分自身
Ⅱ. 意味のある学歴
Ⅲ. 「勤勉さ」対「価値ある仕事」
Ⅳ. 英語力
Ⅴ. 適応力
Ⅵ. 謙虚さ


2. 単なる「人材」で人生を終わらせない: 
自分のヴィジョンに沿った自分の幸福のために、自
ら会社を企画、設立、経営し、人生を再起動させなさ
い。たとえ最小限の元手で、キッチンのテーブルで副
業として手掛ける小さなベンチャー企業であっても、
それは学びの場となる。


3. 経済界の騎士と社会の負け犬: 
日本が本当に必要としているのはビジネス界の騎士
たちが主張するような日本株式会社の立て直しではな
い。起業家精神に富む女性たちや中小企業にとって
は、現行制度の弱点を利用することこそが自分たちの
ビジネスプランの実現につながる。

4. 外国人の呪縛から自分を解放する: 
日本人にまつわる神話:
神話①　日本流
神話②　日本人はコンセンサスに基づいて決定を下す
神話③　外国人には日本人社会の複雑なしくみがわ
からない
神話④　調和
神話⑤　「我が社」精神


5. お金について: 
では、お金とは一体何なのだろうか？
なぜ私たちにはお金が必要なのだろうか？
私たちが常により多くのお金を求めるのはなぜなのだろうか？


6. なぜ起業するのか？: 
なぜ起業するのか？
バランスのとれた人生
創造性。意欲。価値。成功。
創造性のパレットに新たな色を加えるにはどうすれ
ばよいのか？
仕事上の自由
金銭欲。 お金はどれだけあれば十分だろうか？
起業は生き方そのものである。


7. 変化: 
病める時代を生きる二人の女性の物語
幸せになるには何をすればいいのか？
それを実行するための自信は、
どうしたら手に入るのか？
幸福について
自信と自立心について:
I. 自立心の物差し
II. すべてを重視する必要はない――まずは自分自身
から
III. 変化を受け入れる
IV. 死のあとには何もないと考える
V. 他人を変えようとするな
VI. 自分に対する他人の期待は気にしない
VII. 他人を愛し、手を差し伸べる
XIII. 権力、富、名声の持ち主に近付こうとしない
IX. 責任を回避しない
人生の意味