珠玉のショートストーリー34編
一編三分で読める掌編小説
「僕たちは忘れる大事にしていたのに」
すぐ読めて、どこか不思議で、少し切ない物語集。
心地よい曇りの日、僕の親指に小さな僕が裸でしがみついていた。表題作『小さな僕がカナブンと消えた』。
家に帰ると赤いランドセルが置いてあった。僕はランドセルを眺めビールを飲み、たまに話かけてみた。『僕の赤いランドセル』。
十代最後の夏、消極的で無計画な旅をする。ヒッチハイクをして出会った二人は軽薄で、「盗んで来い。そしたら仲間だ」と言った。『ファースト・ビール』等、
珠玉のショート・ストーリー34編収録。
掲載タイトル
隣のフランス人 / 花束と中年男 / 黙ってサボる / 中古のギターを抱えて / 赤い水筒 / 殺人犯の彼女 /
チキンは奥歯で噛む / プリンを埋める / みんな騙される / 目を覚ましたら / 遠足する家庭教師 / 裏交渉 /
偉大なる、ちっぽけ / 実は凄い / 宮元さんの自尊 / 赤い髪留めゴムと偽学生 / 遠くの祭り / 道に迷う /
突然の出来事 / 立てこもり / 僕の赤いランドセル / 寄り道 / 違和感 / 初恋成就 / 悲しい事故に呼ばれて /
電線のビニールとおばさん / 女教師と約束の宿題 / 思い出せない / コッソリ飼われる / 小さな僕がカナブンと消えた /華やかな人 /
ファースト・ビール / 仄かな匂い / 老人かロボット
著者紹介
奥田徹
静岡県沼津市出身。
映画学校在学時より映画の現場に携わる。
2000年より個人で映画制作活動を開始。
主な映画作品に 「ベリースタートっ!」(2003)
「スペアキーな冒険」(2010)等。
2011年よりネット上に短編小説の掲載を開始。
インテル、ビットウェイ、ブクログの3社が共同で開催したDIGクリエイティブアワード2012にて応募総数1,849作品の中より、小説「ドーナツと彼女の欠片」がグランプリを受賞。
書籍内目安。約70700文字。
chiisanabokugakanabuntokieta (Japanese Edition)
Sobre
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