Chiro to tomoni: Shikeishu Koizumitakeshi no doubutsuai no monogatari (Japanese Edition)
Sobre
小泉毅は12歳の時に保健所で不法に殺処分された愛犬チロの仇討ちとして34年後に厚生省元次官を殺害、その大義を訴えるために自首して死刑判決を受けた。本書の骨格をなすのは著者あての手紙に書かれた手記である。そこには生い立ちから愛犬の喪失、仇討ちの誓い、それを唯一の人生の目標とした禁欲的な生活設計と実践、綿密な犯行計画と準備、「チロとともに」実行した仇討ちの場面とそこにいたる思いが詳細に語られ、メディアやネット、法廷で飛び交った歪曲からはほど遠い犯人像が浮かび上がる。著者クラウディアは、結婚して日本に来た年に、なついていた野犬を保健所の殺処分寸前に救出して家族に加えた。その直後に報道されたペット殺処分仇討ち殺人に関心を惹かれて拘置所の被告と交流を試みる。百通を越える交換書簡と数十回の面会の間に、著者の人権と動物権利の理解は進み、生活態度も変わり、ビーガンになる。本書はまずルーマニア語でクラウディアの母国で出版され、後に電子ブックになった英語版からの翻訳だが、最高裁での死刑確定を受けた、改訂版である。
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