Chiyokosan firm ties with her family (Japanese Edition)

（あらすじ）：本のページ：30ページ(400字)
私は千代子さんとはヘルパーの資格を取るための研修をきっかけに知り合いました。私は彼女が四国からなぜ富山の片田舎に来たのか知りたいと思いました。更に、ご主人の隆三さんが六男坊の末っ子なのに、なぜ、千代子さんがご主人のお母さんのお世話をすることになったのか興味が湧きました。千代子さんはそれらのいきさつを語ってくれました。
隆三さんの実家の長男が若くして亡くなったのが一番の原因でした。また、千代子さんは、家族の絆には、夫婦の絆をベースに新たに築く家族の絆と生まれ育った家族の絆の二つがあること、そして、隆三さんの場合、特に、生まれ育った家族の絆でお母さんや長姉（ねえ）さんとの絆が強くかったことを話してくれました。彼女が結婚してから富山へ来るまでのいきさつや、私は隆三さん夫婦の強い絆を感じました。
そして、千代子さんは、自分の体験を通して、高齢化社会における家族の絆や夫婦の絆の有り様や自分の役割などを真剣に考えて生きていらっしゃいます。