Cho Yen Finance volume one 兆円ファイナンス (Japanese Edition)
Sobre
2003年に,株式会社みずほフィナンシャルグループが第三者割当による1兆円増資を行ってから,10年程度が経過し,現在,数千億円の大規模エクイティ・ファイナンスが行われることも珍しいことではなくなった。今や,1兆円を超える兆円ファイナンスの時代を迎えたといえるであろう。そして,兆円ファイナンスの時代には,それに適したファイナンス・スキームもあるはずである。これまで,大規模エクイティ・ファイナンスは,通常,公募により行われてきた。しかし,公募によるエクイティ・ファイナンスは,株価に与える影響が大きく,既存株主に多大な影響を与えることが多い。そこで,兆円ファイナンスの時代に入り,私が,ハイブリッド型ライツ・オファリングと呼ぶ資金調達手法がもう一つの大規模資金調達スキームとして,兆円ファイナンスの時代にふさわしいファイナンス・スキームとなるのではないかと考える。ハイブリッド型ライツ・オファリングは,ノンコミットメント型ライツ・オファリングと第三者割当新株予約権を組み合わせたものである。ハイブリッド型ライツ・オファリングの特徴は,一度に大規模な資金調達を行うことは難しいが,比較的,株価へ与える影響を小さくし,予定調達金額に大きな狂いが生じることを回避することができることである。現在でも,公募により多額の資金を一度に必要とするケースは多くはないのではないかと考えられる。本当に一度に多額の資金が必要なのであれば,金融機関によるつなぎ融資を受けた上で,株価への影響を最小限にしたエクイティ・ファイナンスを実施することの方が株主フレンドリーのはずである。そして,本書は,このようなハイブリッド型ライツ・オファリングの前提となるライツ・オファリングに関する現状の問題点に関して理論的に考察したものである。
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