本書は内村鑑三の処女作で、一八九三年(明治十六年)に、著者が三十二歳の時に発行されたものですが、序に、「この書は著者の自伝にあらず。著者は苦しめるキリスト信徒を代表し、身を不幸の極点に置き、キリスト教の原理をもって自ら慰めんことをつとめたるなり。」とあるように、自らの数々の苦難をキリスト教への信仰、帰依によってなぐさめる記録となっており、内村の著書の中でも広く読まれてきた一書です。
苦難としては、章立てにあるように、次の六つの苦難を取り上げています。
第一章愛する者の失せし時
第二章国人に捨てられし時
第三章キリスト教会に捨てられし時
第四章事業に失敗せし時
第五章貧にせまりし時
第六章不治の病にかかりし時
【復刻版の原本】
この電子書籍は、以下の書籍の版面を複写し、シミ、ヤケ、活字のかすれ等をできるかぎり修正し、読みやすくした復刻版です。
内村鑑三「キリスト信徒のなぐさめ」(角川文庫 昭和32年12月30日発行)
※ 山本泰次郎氏による解説は収録しておりません。また、原本の紙面のヤケの跡がある程度残っています(読むに支障はありません)。御諒承下さい。
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ChristShintonoNagusame (KyorinsyaBunko) (Japanese Edition)
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