chugoku dekaisha gatsuburerutoiukoto soshite sorewohikitsugutoiukoto (Japanese Edition)

香港を介在して融資した中国工場の経営は杜撰なものであった。
設備を稼働させるがために、割の悪い仕事で食いつないできたが、資金繰りも限界点を迎えている。動揺しはじめた工員たち。
新たなスポンサー探しは進むのであろうか？限られた時間の中、債権者、取引先、得意先、地元政府の思惑が見え隠れする。日本と異なる法や、商習慣のなか、会社売却による再建を目指しつづける。

中国で会社が潰れるということ、そしてそれを引き継ぐということ
上巻　６６０００字　文庫本１４０ページ相当
下巻　９３５００字　文庫本１９０ページ相当

著者紹介
池田勝人
１０年以上にわたり金融機関を勤務し、数多くの中小企業Ｍ＆Ａを手掛ける。現在、独立系コンサルテングファームとLED照明事業に携わる。在香港１４年目。
４２歳　早大政経卒