人はいつからヒトになるんだろう
僕たちは間違った設計図を刻まれて生まれてきた――
1998年、殺人の遺伝子と脳構造が特定された。
数万人に1人の、異能者(Cold Brain)と呼ばれる人々である。
「異能者の殺人衝動は、正常者の性欲と同じだ」
彼らは生き続ける限り、その内に殺人欲を持つ。
時は流れ2020年。
特定異能犯罪対策課――通称を特犯と呼ばれる刑事課は、犯罪多発地域である六科市にあった。
鑑斗真(かがみ とうま)は念願の刑事になれた翌年に、自身が異能者であることを知らされた。
「異能者として、異能犯の心理に潜り、犯行を読むんだ」
国内唯一の異能犯罪プロファイラーとなった鑑は、特犯の仲間と共に異能犯罪捜査にあたっていた。
連続惨殺事件が、発生。
異能者登録された容疑者を逮捕するが……
快楽殺人犯の犯行に憤りを覚える鑑は、同時に自らの殺人衝動に苦しむ。
「遺伝子と脳。先天的な異能は、それだけで犯罪者をつくらない」
人は生まれながらにして天使だと信じる人々の言葉、だが内から暴れ出す衝動は鑑を次第に翻弄し、殺人鬼へと近づけてゆく。
善人はどこから生まれて
悪人はどこから生まれるのか
新たに配属された婦人警官、一樹、特犯の仲間たち。
「鑑さん、って……これなら萌えますか?」
目の前には、ぱんつ。
「トーマ、真っ赤だし!」
「マジ、ウケる!」
「なにやってんだ、おまえら。捜査会議はじめるぞー」
そして再び連続猟奇的殺人が起こり、鑑は犯人像を読むが……
該当する容疑者は、異能者データベースには存在しなかった。
犯人を捕らえることが出来ないままに、新たな被害者を出してしまう。
姿の見えない犯人、増える被害者。
「ひとつ、教えてやるよ」
犯人は――――
Criminal District – COLD BRAIN (Japanese Edition)
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