私が本当だと確信していることを述べる。私は、論語で今まで全く報告されていない新発見をした。それが真実であるのなら、私には人々に知らせる義務があると思った。
論語には約二千年にわたる著名な学者による注釈があるにもかかわらず、数々の謎が存在している。例えば、八佾第三の原文が哀公問社で始まる章も、今までの注釈では意味がよく分からなかった。また、雍也第六に「民の義を務める」という言葉があるが、その意味も明らかとは言えなかった。
答えは、従来の常識の外にあった。真実は、今までの注釈以外の所に存在していたのである。孔子には出自の秘密があった。私は、ある書物の記述から、その秘密に気付き、哀公問社の章の謎や民の義の謎を解くことができた。論語の真実への扉が開かれたのである。
その後、私は、孔子の出自の秘密の解明から仁者のモデルを発見した。仁者とは、孔子の最高の徳目である仁を達成した人物であるが、今まで、仁者の人物像はよく分かってなかった。その発見により仁者の人物像も明らかになった。そして、論語の根本経典といえる記録が存在することを発見した。その記録とは『詩経』や『書経』以外のものであるが、その短い文書から、孔子の中心的な思想が導き出されていた。だから、驚くべきことに、その文書の内容が分かれば、孔子の思想を簡単に理解することができるのである。
以上の私の新発見により、二千年間の論語解釈が根本的に覆されることとなった。
この第一巻では、上記のうち、孔子の出自の秘密と、哀公問社の章や民の義の謎の謎解きについて記述した。他に、私は論語に周の謎というべきものが存在することを発見し、それについても記した。
Daremo siranai rongo nohimitu daiikkan kousi no shutuji no himitu (Japanese Edition)
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