内容紹介
「来週TOEICの試験があるから勉強しないと」
「会社の昇進にTOEICの点数が必要になった」
などなど、本当に最近このような言葉をよく耳にします。
本書は私が大学生の頃から独学で学び、実際にTOEICで945点を獲得した方法についてできるだけ詳しく解説していくものです。
ちなみに私が初めてTOEICを受験したのは大学3回生の2005年夏頃ですが、その時の点数は550点くらいだったと記憶しています。
そこから必死に勉強し、就職してからも英語を使用する機会に恵まれ2008年3月に945点を取りました。
巷で売れている「10日でTOEICの点数を100点上げる方法」や「TOEIC超絶テクニック」などのように即効性があるものかと聞かれると全てがそうだとは言えないと思います。
ただ私がこれまで学習してきた経験上、これらのような短期間で結果を出す方法は一時的に点数アップにつながる可能性が高い一方で、本当に身についたとは言い難いと感じています。
つまり使える英語として習得しようと思うと一過性の勉強ではなくて繰り返し学習して耳で覚え体で覚えるしか方法はないという自分なりの結論に至っています。
これは英語学習だけにいえることではありませんが、まずはご自身の心のなかで英語を勉強する上での目的と目標を明確にしておくことをおすすめします。
目的と目標は一見すると同じ言葉に見えますが、実は全く違うものです。
目標の先に目的が存在しています。簡単に言うと「目的」とは最終的な目的地のことで、「目標」とはその過程ということです。
(例)
目的:ぽっちゃり体型を絞ってムキムキな体になる
目標:2ヶ月で5kg減量する、週4回ジムに通う、規則正しく食事をする
目的のために目標を達成する、と考えれば少しはわかりやすくなるでしょうか。
それではこれをTOEICに置き換えるとどうなるでしょう。
例えば私がTOEIC勉強を始めた時の目的と目標を書き出すとこのようになりました。
目的:大学の単位取得を楽にしたい
目標:学生のうちにTOEIC900点を超える
当時はTOEICで一定の点数を超えるとそれに応じて単位がもらえるという制度があったのでそれに燃えて勉強を始めたというなんとも欲丸出しの動機です。
では皆さんの目的と目標は何でしょうか。
難しく考える必要はなく、正解・不正解もありません。
「英語を自由自在に使いこなせるようになりたいんだよな」
「今はそんな大きな目的はないけど、会社で必要だからTOEICで点数取れればいいんだけど」
なんていうのも立派な目的です。
思いつくままに考えてみてください。そしてそれらを忘れないようにメモ帳に書き出すなり手帳に写すなりして目にとまるようにしておくことをおすすめします。
それではさっそく学んでいきましょう。
目次
はじめに
第一章 TOEICの心構え
・おさらい
・現状の点数は?
・なぜその点数なのか
第二章 リスニング対策
・どうやって学習するか
・おすすめはディクテーション
・なぜディクテーションなのか
・ディクテーションのやり方
・1日30分くらいが目安
・聴き流しは効果なし
・単語を覚える
・おすすめ音源
・TOEICリスニングのテクニック
第三章 リーディング対策
・原因を考える
・文法を鍛える
・文法力アップ=点数アップ
・文法の勉強法
・文法おすすめ教材
・読解スピードについて
・読解スピードを上げる
・多読おすすめ教材
・TOEICリーディングのテクニック
英語との付き合い方
自己紹介
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