私はウィークリーマンションの事業で注目を浴びましたが、バブル崩壊で資産3000億円の大富豪から、マイナス1500億円の大借金へと転落しました。
頂点からどん底にいきなり叩き落されるのを「ジェットコースター人生」と言ったりしますが、この落差は半端ではありません。それでも、どん底は終わりませんでした。
しかし、再起を目指して、取り組んでいるのは、「昭和30年代村構想」。
どん底だけど、あきらめない。
日本テレビ『幸せ!ボンビーガール』の新企画、ボンビー転落社長で注目されました。
どん底は避けたいことですが、なぜか、やってきます。
このどん底にどんな意味があるのか、なぜやってくるのかを考えたことがあるでしょうか。
私はあえてどん底をテーマにしました。
それは、成功自慢話よりも、失敗、どん底話にこれからの困難の時代をどう生きるかのヒントがあると思えるからです。
どん底を振り返りたくない人は、人生において大きな損をしているのです。
本書はどん底と正面から向き合い、どん底からの脱出法をご提案します。
さあ、私とともにどん底から脱け出しましょう。
《目次》
はじめに
第一章どん底 だらけ
大富豪からボンビーとなり、破産者へすべてを失い、また一から出直しです
▼どん底・第一幕▲五歳 〝幼稚園中退〟で引きこもりから始まったどん底人生
▼どん底・第二幕▲十二歳 小学校では、無断欠席の常習犯。ついに田舎に逃避
▼どん底・第三幕▲十八歳 「勉強嫌い」でアメリカ留学。知らなかったアメリカの大学制度
▼どん底の始まり▲三歳 汽車の中で独りぼっちにされた、五分間の恐怖
▼どん底・第四幕▲二三歳 社会人一年生にして大番頭、社員の裏切り
▼どん底・第五幕▲三二歳 目の前に立ちはだかる大きな壁。マルコーと杉山の脅威
▼どん底・第六幕▲四〇歳 銀行に踊らされて、一五〇〇億円を借金
▼どん底・第七幕▲四三歳 ついにバブル崩壊、国と銀行にだまされた
▼どん底・第八幕▲四六歳 バブル崩壊の警告に氣付かなかった自分を責める毎日
▼どん底・第九幕▲五二歳 さらば、ツカサのウィークリーマンション
大富豪で楽しいときは一瞬。ボンビーで辛いときは十九年間
第二章どん底 ダメ押し
一.今度は「生命」のどん底へ ~運が悪けりゃ、死んでいた?
本で書いた「臨死体験」をそのまま実体験させられる
大借金を抱えたまま自殺していた?
手足が勝手に動く
手にしたはさみに襲われる
父親が亡くなった病院を紹介される〝奇跡〟
一度では足りなかった「臨死体験」
二.そして「会社」のどん底 ~すべてはうまくいくはずだった
どん底の中で不死鳥のように復活。やっと来たチャンス
地主からの通告、「話はなかったことにしろ」
アメリカ留学では、いきなりの逮捕・投獄体験
今度はアメリカのバブル崩壊で八三〇億円の自己破産
救い神も最初は詐欺話だったが、私は自分のどん底に救われた
「どん底」のオンパレードだが、最後に奇跡は起きた
三.天災(東日本大震災)でまた新たなどん底へ
また避けられない天災で、事業ストップのどん底へ
「フクシマ」はどん底とは思っていない
第三章どん底 笑い
一.いつしか始めた「土壇場」の研究 ~人生の成功者には必ずたどった道がある
赤壁の戦いで負けた曹操はその後どうなった
命を賭けたどん底を買って出て、「笑い」に変えた男たち
修羅場を踏みとどまり、「笑った」男
二.どん底を「笑い」に変えた私の極意、教えます
(1)たった一行の言葉でどん底は救われる。本を読むべし
(2)引きこもることなかれ。行動せよ
(3)悩まず、とにかく、「食べて寝る」
(4)「いつも考え方はプラスに」を心掛けよう
A 「どん底」では、考えるべきことを考えよ
B 自分が言った言葉は自分に返ってくる、を肝に銘じる
(5)「なんとかなるさ」と漠たる予感がやってくる
(6)ひどい目にあわせた人を救うことが私の仕返し
三.「こんなことをしていて、何になるのか」と思うこともある
四.時間を味方と思え ~「時が解決する」は本当だ
五.どん底は笑い飛ばせば、消えていく
六.どん底は自分らしい「味」をつけるときと思って笑え
第四章どん底 理由
一.どん底には免疫がある人とない人がいる
二.今は誰もがどん底になってしまう理由
三.人生最高のときがどん底になってしまう理由
四.どん底を「不幸」と勘違いしてしまう理由
五.どん底がチャンスだという、本当の理由
六.理由なんて、最初はない。後になって出てくるもの
第五章どん底 原因
一.日本をここまでどん底にしている原因の正体
二.生きていくことが困難になった、その原因
三.原因がわかれば未来は自ずと見えてくる
四.本物のどん底の先に待っているものとは
第六章どん底 ゼロの発見
一.どん底のイメージで出発点は違ってくる
二.捨てるものと捨ててはいけないものとを間違えるな
三.自分が感じている不幸と他人から見られている不幸とは違う
四.真面目さ、正直さは必要でも、「バカ」がつけば命取りに
五.「自分に原因があるから起きた」とわかることから始まる
六.「チビ」「デブ」「ハゲ」がなぜモテるのか
七.「アラジンの不思議なランプ」が働くから大丈夫
八.どん底のときこそ、しつこくなれ
九.どん底とは、人生の修行そのものである
一〇.キャバクラ嬢はどん底脱出の良き教師
【コラム】どん底 脱出法 ~「自分を科学する」
第七章どん底 生きる
一.人生とは、「クモの糸」である
成功と挫折は表裏一体、最後まで信じ切れるかどうか
この「クモの糸」は見えない
二.「奇跡」はどん底の先のそのまた先に必ずある
三.これだけやっているのに芽が出ないときほど、一番成長している
四.「その次」はどん底を通じて自然とでき上がっていく
五.「村づくり」でこれから生きていく
あとがき
「ゼロに戻れる」と、氣付かせてくれた一言
《著者プロフィール》
川又三智彦
Sachihiko Kawamata
一九四七年、栃木県生まれ。米国ノースウェスタン・ミシガンカレッジに留学。帰国後、家業の不動産業を継ぎ、「ウィークリーマンション」で大成功を収める。しかし、バブル崩壊で「借金一五〇〇億円」に転落。その後、数々の事業を手掛けながら、独自に情報活用術や経済知識を会得する。その後、リーマンショックの影響から会社を清算することになったことで再びどん底へ。それでも新事業への挑戦をし続け、二〇〇二年にひらめいた「昭和三〇年代村づくり」を会津若松で行っている。最近の主な著書には、「二極化ニッポン」(住宅新報社 二〇〇五)、「二〇一七年日本システムの終焉」(光文社 二〇〇六)、「二〇二〇年の日本からの警告」(光文社 二〇〇七)、「人生の意味と量子論」(高木書房 二〇〇八)、「死の意味と量子論」(高木書房 二〇〇九)、「『奇跡』と呼ばれる現象の仕組みがわかった」(スマイルメディア 二〇一四)がある。
頂点からどん底にいきなり叩き落されるのを「ジェットコースター人生」と言ったりしますが、この落差は半端ではありません。それでも、どん底は終わりませんでした。
しかし、再起を目指して、取り組んでいるのは、「昭和30年代村構想」。
どん底だけど、あきらめない。
日本テレビ『幸せ!ボンビーガール』の新企画、ボンビー転落社長で注目されました。
どん底は避けたいことですが、なぜか、やってきます。
このどん底にどんな意味があるのか、なぜやってくるのかを考えたことがあるでしょうか。
私はあえてどん底をテーマにしました。
それは、成功自慢話よりも、失敗、どん底話にこれからの困難の時代をどう生きるかのヒントがあると思えるからです。
どん底を振り返りたくない人は、人生において大きな損をしているのです。
本書はどん底と正面から向き合い、どん底からの脱出法をご提案します。
さあ、私とともにどん底から脱け出しましょう。
《目次》
はじめに
第一章どん底 だらけ
大富豪からボンビーとなり、破産者へすべてを失い、また一から出直しです
▼どん底・第一幕▲五歳 〝幼稚園中退〟で引きこもりから始まったどん底人生
▼どん底・第二幕▲十二歳 小学校では、無断欠席の常習犯。ついに田舎に逃避
▼どん底・第三幕▲十八歳 「勉強嫌い」でアメリカ留学。知らなかったアメリカの大学制度
▼どん底の始まり▲三歳 汽車の中で独りぼっちにされた、五分間の恐怖
▼どん底・第四幕▲二三歳 社会人一年生にして大番頭、社員の裏切り
▼どん底・第五幕▲三二歳 目の前に立ちはだかる大きな壁。マルコーと杉山の脅威
▼どん底・第六幕▲四〇歳 銀行に踊らされて、一五〇〇億円を借金
▼どん底・第七幕▲四三歳 ついにバブル崩壊、国と銀行にだまされた
▼どん底・第八幕▲四六歳 バブル崩壊の警告に氣付かなかった自分を責める毎日
▼どん底・第九幕▲五二歳 さらば、ツカサのウィークリーマンション
大富豪で楽しいときは一瞬。ボンビーで辛いときは十九年間
第二章どん底 ダメ押し
一.今度は「生命」のどん底へ ~運が悪けりゃ、死んでいた?
本で書いた「臨死体験」をそのまま実体験させられる
大借金を抱えたまま自殺していた?
手足が勝手に動く
手にしたはさみに襲われる
父親が亡くなった病院を紹介される〝奇跡〟
一度では足りなかった「臨死体験」
二.そして「会社」のどん底 ~すべてはうまくいくはずだった
どん底の中で不死鳥のように復活。やっと来たチャンス
地主からの通告、「話はなかったことにしろ」
アメリカ留学では、いきなりの逮捕・投獄体験
今度はアメリカのバブル崩壊で八三〇億円の自己破産
救い神も最初は詐欺話だったが、私は自分のどん底に救われた
「どん底」のオンパレードだが、最後に奇跡は起きた
三.天災(東日本大震災)でまた新たなどん底へ
また避けられない天災で、事業ストップのどん底へ
「フクシマ」はどん底とは思っていない
第三章どん底 笑い
一.いつしか始めた「土壇場」の研究 ~人生の成功者には必ずたどった道がある
赤壁の戦いで負けた曹操はその後どうなった
命を賭けたどん底を買って出て、「笑い」に変えた男たち
修羅場を踏みとどまり、「笑った」男
二.どん底を「笑い」に変えた私の極意、教えます
(1)たった一行の言葉でどん底は救われる。本を読むべし
(2)引きこもることなかれ。行動せよ
(3)悩まず、とにかく、「食べて寝る」
(4)「いつも考え方はプラスに」を心掛けよう
A 「どん底」では、考えるべきことを考えよ
B 自分が言った言葉は自分に返ってくる、を肝に銘じる
(5)「なんとかなるさ」と漠たる予感がやってくる
(6)ひどい目にあわせた人を救うことが私の仕返し
三.「こんなことをしていて、何になるのか」と思うこともある
四.時間を味方と思え ~「時が解決する」は本当だ
五.どん底は笑い飛ばせば、消えていく
六.どん底は自分らしい「味」をつけるときと思って笑え
第四章どん底 理由
一.どん底には免疫がある人とない人がいる
二.今は誰もがどん底になってしまう理由
三.人生最高のときがどん底になってしまう理由
四.どん底を「不幸」と勘違いしてしまう理由
五.どん底がチャンスだという、本当の理由
六.理由なんて、最初はない。後になって出てくるもの
第五章どん底 原因
一.日本をここまでどん底にしている原因の正体
二.生きていくことが困難になった、その原因
三.原因がわかれば未来は自ずと見えてくる
四.本物のどん底の先に待っているものとは
第六章どん底 ゼロの発見
一.どん底のイメージで出発点は違ってくる
二.捨てるものと捨ててはいけないものとを間違えるな
三.自分が感じている不幸と他人から見られている不幸とは違う
四.真面目さ、正直さは必要でも、「バカ」がつけば命取りに
五.「自分に原因があるから起きた」とわかることから始まる
六.「チビ」「デブ」「ハゲ」がなぜモテるのか
七.「アラジンの不思議なランプ」が働くから大丈夫
八.どん底のときこそ、しつこくなれ
九.どん底とは、人生の修行そのものである
一〇.キャバクラ嬢はどん底脱出の良き教師
【コラム】どん底 脱出法 ~「自分を科学する」
第七章どん底 生きる
一.人生とは、「クモの糸」である
成功と挫折は表裏一体、最後まで信じ切れるかどうか
この「クモの糸」は見えない
二.「奇跡」はどん底の先のそのまた先に必ずある
三.これだけやっているのに芽が出ないときほど、一番成長している
四.「その次」はどん底を通じて自然とでき上がっていく
五.「村づくり」でこれから生きていく
あとがき
「ゼロに戻れる」と、氣付かせてくれた一言
《著者プロフィール》
川又三智彦
Sachihiko Kawamata
一九四七年、栃木県生まれ。米国ノースウェスタン・ミシガンカレッジに留学。帰国後、家業の不動産業を継ぎ、「ウィークリーマンション」で大成功を収める。しかし、バブル崩壊で「借金一五〇〇億円」に転落。その後、数々の事業を手掛けながら、独自に情報活用術や経済知識を会得する。その後、リーマンショックの影響から会社を清算することになったことで再びどん底へ。それでも新事業への挑戦をし続け、二〇〇二年にひらめいた「昭和三〇年代村づくり」を会津若松で行っている。最近の主な著書には、「二極化ニッポン」(住宅新報社 二〇〇五)、「二〇一七年日本システムの終焉」(光文社 二〇〇六)、「二〇二〇年の日本からの警告」(光文社 二〇〇七)、「人生の意味と量子論」(高木書房 二〇〇八)、「死の意味と量子論」(高木書房 二〇〇九)、「『奇跡』と呼ばれる現象の仕組みがわかった」(スマイルメディア 二〇一四)がある。