easy and quick how to publish Kindle (Japanese Edition)

本書ではどういう手順を踏めば本としてKindleから出版できるのか、その具体的な方法や初めてチャレンジする人がつまづきそうなポイントをできるだけわかりやすく簡潔にまとめました。
もちろん本の内容はご自身で考えて執筆するしかありませんが、どういうアイディアがあるかその考え方のヒントになるようなことも本書ではご紹介します。

Kindleストアには他にも似たようなKDP出版の方法をまとめた本がたくさんありますが、重要なことはちゃんと最新の手順に沿っているかどうかです。
KDPは制度が頻繁に変更していて、ネットで検索すると「銀行は新生銀行がいい」「TINを取得しなければならない」など数年前の古い誤った情報がヒットすることがほとんどです。
本書では最新のKDP事情に基く情報をお届けしており、気になるリフティングチャージや免税措置に関することもご紹介しています。
ちなみに2016年2月現在ではリフティングチャージはかからなくなっていて、ロイヤリティは額面通り満額入ってきています。

ご参考までに、本書では下記条件のもとで私が出版した際の手順に沿ってお届けします。

・日本語
・横書き
・論理目次を作成
・14,000字前後の文量
・使用PCはMac
・表紙画像は自作
・内容は語学関連の本（小説や物語ではありません）
・価格100円

「まずはKDPがどういうものかお試し感覚で挑戦してみたい」
「自分の作品が売れる感覚を味わってみたい」
など、KDPとはどういうものなのかを体験してみたい方にはピッタリの内容になっていると思います。

本書では実際に私がアメリカのIRS（アメリカ合衆国内国歳入庁）に直接電話でEINの申請を行い即日EINをゲットした際の会話内容も収録していますので、英語が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。

自分の名前の作品が世の中に広まると考えるとワクワクしてきます。
「昔なんとなく小説を書いたことがあるけどとても恥ずかしくて他人に見せられたものではない」なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも安心してください。KDPではペンネームを使って出版することも可能です。
もう一人の自分で新しい世界を創っていくことも夢ではないのです。

ご自身の夢を叶え、新しい可能性を見つける旅に出発しましょう！

目次
第一章　出版までの道のり
KDPって一体どういうもの？
出版までの具体的な流れ
KDPアカウントの作成
税に関する情報
税に関する情報の入力方法
ロイヤリティの支払い
原稿の執筆（PC)
表紙の準備
出版に適したフォーマットに変換
でんでんコンバーターの使い方
マークダウンの使い方
ePubに変換
Kindleストアにアップロード
販売地域、価格などを設定して公開（出版）

第二章　TINの取得について
ITINの申請方法
準備しておくといいもの（EIN取得）
実録！電話によるEINの取得
最後に
あとがき
自己紹介
著書紹介