映画・窯焚の撮影と神崎紫峰ドキュメンタリ-・炎の声の撮影は、一通のメールから始まった。
カナダの映画監督、クロード・ガニオンさんの『日本文化に基盤をもつ美と醜』を映像化するのに、日本の伝統工芸である陶芸に焦点を当てた。その映像材料となる、作品と陶芸家を捜し求めていた監督が、神崎紫峰に着目し、メールを送ってきた。それがこの映画撮影に至った最初である。
監督が初めて紫峰陶房を訪ねてきて丸2年。彼は紫峰の弟子と同じように練習を積み、殆どを体得した上で撮影にいぞんだ。したがって、自然を相手とする窯焚きにも一切の『やらせ』はなく、この映画を見ることによって、10日間の穴窯焼成を体感できるものと思う。
撮影中、私は壊疽に罹り、両足切断も覚悟したが、私の親友のホメオパシーの医師のおかげで、壊疽は完治、時を同じくして、神崎紫峰ドキュメンタリ-も完成した。奇しき縁を感じざるを得ない。
もっと早くこの書を出したかったが、壊疽、と言う、私にとっての忌わしい思い出が強く、出版するのにためらいを感じていました。しかし、全てが完治したのだから、と思い直し、出版することに決した。
eigakamataki kanzaki shiho documentary satuei urabanasi to esokanchi (Japanese Edition)
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