今や映画、TV、PV、モーショングラフィックの制作に欠かせない映像合成ソフトAfterEffects。その機能の中でちょっと変わっているのが『エクスプレッション』です。これはプログラムのようなものですが、初心者にはマウスのドラッグだけでも使えるように配慮されています。しかし、マウスを使って出来ることは限られていて、その先に進むには最低限のプログラムの知識が必要とされます。これが『エクスプレッション』の敷居を高くしている原因です。
本書はその敷居を越えるコツを優しく明解に解説します。エクスプレッション初心者のみならず、基礎事項を確認したい方にも最適です。
特徴
●サンプルを使った実習形式
実際にエクスプレッションを使いながら、問題点、疑問点やエラーをその時々に解説しながら進みます。
●先生と生徒の対話形式で気軽に読める
生徒はエクスプレッション初心者で関西出身のマミさん。疑問に思ったことをズバズバと遠慮なく先生に質問していきます。
最後まで一緒にやっていくと、エクスプレッションの基礎を習得することが出来るようになっています。
●巻末にエクスプレッションの簡易リファレンスを付記。
本書はエクスプレッションの使い方だけではなく、その奥にあるオブジェクト指向プログラミングの概念にも触れることで、理解を深めることが出来るようになっています。ですからスクリプトを書くときの基礎知識としても役に立ちます。エクスプレッションの学習は簡単ではありませんが、これを一旦手に入れれば、あなたの映像制作の幅が格段に広がるのは間違い有りません。
●著者紹介
松見真一
AfterEffectsのエクスプレッションの情報を日本国内で最も多く提供しているWEBサイト「アニメの道具箱」dA-tools.comを運営。
映画やTVのアニメの演出家、テクニカルディレクターで、手塚プロ、スタジオジブリ、サンライズ、スタジオ4℃等の作品に参加している。
※第4回日本映画テレビ技術協会:映像技術賞共同受賞
※WavyAward2001 審査員特別賞受賞
●各章の内容
第1章
エクスプレッションを使うための3つのステップとインターフェース。ピックウィップの使い方。
第2章
リンク先を指定するターゲットのルール。
第3章
エクスプレッションの基本構造と意味、計算のルール。
第4章
練習その1
参照とレイヤーの関係について4つのチェック項目を確認しながらの実習。
第5章
エクスプレッションには欠かせない『変数』について。
第6章
位置[x,y] のようにワンセットになって意味があるデータ(配列)の扱い方。
第7章
エクスプレッションのメイン機能『メソッド』について。
第8章
練習その2
主にメソッドを使う実習。
第9章
エクスプレッションの『リファレンス』を理解するための基礎知識。
第10章
コメント、繰り返し、条件分岐など。
第11章
本編で扱えなかった機能を含むサンプル集。
第12章
他人の書いたエクスプレッションを分析するコツと今後の指針。
第13章
エクスプレッションの簡易リファレンス。
Expression ga wakaran hajimeteno AfterEffects expression funtouki (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site